2009年12月29日火曜日

CB750 Cafe (2)










 製作開始です。
 皆さんは、いつもどこから作り始めますか? オヂさんはその時の気分です。あー、つまり無計画に近いとも言う(笑)。でも逆に、インスト通りの順番で作るモデラーなんて、いるんでしょうか。
 CB750は、メインフレームから始めることにしました。
 このキット、フレームのパイプがちゃんとしていて、内側にプラ材節約のための肉抜きなどありません。好感度大です。その代わり、パーティングラインがけっこうキツめに入っているので、ヤスリで丁寧に消していきます。後で、ペーパーもかけます。いつもならフレームは半ツヤのブラックに塗られてしまうので、多少のアラがあってもほとんど気にならないのですが、今回はちょっと妄想(構想)があるので、表面を整えておく必要があるのです。
 フレームを見渡します。オヂさんは、メーカーさんによるデフォルメはまったく気にしないので、「いくらなんでも、これはあり得ねぇだろー」というインチキ設計以外は、実寸に忠実な再現を必ずしも目指していません。「らしく」あれば、十分です。
 メインスタンドによるディスプレイを考慮して、サイドスタンドはオミットすることにしました。よって、フレーム下部に飛び出しているサイドスタンドのステーは、潔く切り落とします。また、巨大なエンジンガードを吊るす金具のモールドや、4本マフラーのステー兼タンデムステップの軸を支える三角の補助フレームも、バッサリ切り落としてしまいました(オイオイ大丈夫かー)。
 だって、カフェ・レーサーにエンジンガードはご法度だし、マフラーは4in1の集合管にしてしまうし、シングルシートにする予定だから。ということで、随分すっきりとしたフレーム。白プラ材は、粘りがあって加工し易いです。
 フレーム接着の乾燥待ちの隙に、エンジン関連部品のメッキを剥がします。日本ならモデラーご用達のキッチンハイターなんでしょうけど、残念ながら欧州向けに輸出していないようで、こちらの店には当然売っていません。そこで、それに代わるのが「La Croix」という台所洗剤。カルキの多い水道水によるシンクの汚れを分解するだけあって、メッキ剥離力も十分です。ラベルには「plus」の文字が。何か強力な成分が添加されているのでしょう。剥離作業は台所。男子厨房に立ってコソコソとやっておるわけです。
 次回は、エンジン組み立て。

2 件のコメント:

どろゑびす特急 さんのコメント...

始まりましたね。
バイクプラモは素組みにしろ弄るにしろ自分はエンジン本体からですね。フレームはクレドールだと色々挟み込むパーツがあるので二番目です。
普通はセンスタを取るのですが・・・ポリシーを感じます。集合管はヨシムラかモリワキのショート管風ですか?

フラ語表示の漂白剤がオサレです(w

みやっち さんのコメント...

どろゑびす特急さん
無事仕事納めも済んで、掃除も済んで、お休みの間にまったりと眺めていただければ幸いです。
集合管はまだまだ先の話ですが、勿論ショートです。う~ん、やっぱヨシムラかな。悩んでいます。