2024年4月17日水曜日

美人っていうか、可愛いドジャースのレポーター

  ドジャースのベンチ・レポートを務めるカーステン・ワトソン女史が美人だと評判だ。それもそのはず、2020年のミス・フロリダで準グランプリに選出されている。インタビューの際に193cmの大谷君と並んで立っても、それほど変わらない長身。さすが元バレーボール・プレイヤーだけのことはあります。

 確かに美人ですけど、こないだ気温が下がった試合のレポートの時には、ニット帽を被ってTVに登場。ゲレンデ・マジックの一種だったのか、とってもとっても可愛らしくて、ときめいちゃいましたよ、おじさんは。とはいえ、奥様であり、なんと4児の母でもあるとの噂もある30歳。落ち着いていて、でも愛嬌もあるインタビュー、これからも毎日、その美しいお姿を見せてくださいね。


2024年4月5日金曜日

持ってる、ってことなんでしょうね、さすがです大谷さん

  韓国での2戦を含めて開幕9戦を7勝2敗という申し分ない成績で駆け抜けたドジャース。なんと言っても、大谷翔平の移籍第1号ホームランとなる昨晩の一振りで、これまでのモヤモヤを跡形もなく吹っ飛ばしてくれました。ベッツの大活躍を忘れてしまいそうになるくらい、まさに全部持ってかれちゃいましたね。さすが1千億円のプライスタグが付く男だけあります。

 いつの間にか年度が改まって、忙しいことこの上ない。でも、野球の方はこれでようやく何の不安もない状態で、楽しんで観ることができます。まだまだシーズンは始まったばかり。さて、今シーズンはあと何試合、スタジアムに行けるかな。

2024年4月1日月曜日

ドジャースタジアム初観戦(開幕週)

 昨日は冷たい雨が降り、山本由伸の快投が流れてしまいました。3月31日の今朝も天候がちょっと心配されたけれど、昼前にはすっかり晴れ間が広がるドジャースタジアムに、初めて観戦に行ってきましたよ。 




 本日、地元ドジャースタジアムで行われた対カージナルズ開幕4連戦の最終戦。序盤は投手戦となり、5イニング終了時点でドジャーズは僅か3安打0- 2と厳しい展開。6回表に更に2点の追加点を許したものの、この劣勢を跳ね返すきっかけとなったのが、6回裏に先頭バッターに立った大谷翔平。強い打球はワンバウンドで右翼フェンスを越えていくエンタイトル・ツーベースに。これを起点にこの回2点を挙げると、8回裏にはランナー二人を置いて代打のマックス・マンシーが、絵に描いたような逆転3ランを放つと、スタジアムの興奮はピークに。そのままの勢いで9回表を抑えのピッチャーがビシッと三者凡退に刈り取って、ゲームセット。これこれ、これですよ。エンゼルス時代にはいくら望んでも実現することのなかったゲーム展開。ああ、ホントに強いチームを応援するって、気持ち良いことなんですね。


2024年3月28日木曜日

大谷翔平の新名所のお披露目(都ホテル壁画)

  ロサンゼルスはダウンタウンのど真ん中、リトルトウキョウの中心に鎮座する都ホテルの壁一面に、大谷翔平の巨大な壁画が誕生した。今日はその除幕式。日米双方のメディアがずらりとTVカメラを構える中、おそらく数百人の観衆が集まっただろう。見上げればヘリもドローンも飛んでいる。

 壁画制作を担当したアートティストは、ロバート・ヴァルガス氏。ただ、定刻を30分過ぎてもなかなか始まらないセレモニー、やっと始まったかと思ったら、マイクが絶不調。調整の努力も虚しく、回復しない。そんな中で、彼の挨拶に至る前に5、6人の偉い人たちが長々とスピーチを披露するもんだから、会場は、なんだかなぁという雰囲気に支配されそうにもなったけど、ギリギリなんとか除幕の瞬間を迎えることができましたよ。日本でもニュースで流れたみたいですね。

 都ホテルの地上階にあるベイカリー兼カフェでは、大谷選手のヘルメットを模したこんなパンが発売されていました。クリームチーズが挟まったメロンパンみたいなお味。

 さあ、いよいよ明日、アメリカ本土でシリーズ開幕を迎えます。Let's go Dodgers!!!!

2024年3月27日水曜日

女子プロのスィング鑑賞(西村優菜)

  西村優菜プロ。身長は公式で150cmを下回るミニモニ属。でも強いし、可愛い。故に絶大な人気がある女子プロの一人だ。日本のツアーを離れてしまい、寂しい思いをしているファンも多いに違いない。

 ユーティリティとアイアンの正確さを武器に、飛距離の不足という絶対的に不利な条件をないことにしてしまう技術。米ツアー2年目にしてまだ優勝争いするほどではないにせよ、予選落ちが少なく、堅実に賞金を積み重ねているのは、流石としか言いようがない。

 スィングに大きな特徴はない。つまり、たいへんオーソドックスな教科書スィングと言っていいだろう。ただ、教科書のような正しく美しいスィングを誰もができるかというと、決してそんなことはない。下半身や体幹を支えるために、どれだけのトレーニングをしていることか。

 優菜プロ、実は米ツアーに参戦を始めた時からずっと、お母さんと一緒。きっと、主に食事を管理しているんだろうな。そんでもって、お顔はホントにそっくり。ラウンド中はいつも、つかず離れずの微妙な距離を保って、着いて回っていらっしゃいます。

 お団子ヘアが可愛いですね。

2024年3月26日火曜日

女子プロのスイング鑑賞(稲見萌寧)

  稲見萌寧プロは、好きな選手の一人です。キレの良いシャープなスイングで小気味よくショットを放つフェード・ヒッターだ。恵まれた体格と長い手脚。バランスの良いアスリート体型は、所作の一つ一つが美しくなる。グリーンオンしたボールをマークする際の姿勢も、その典型だ。

 さて、今回のスイング動画は、私が個人的に好きな、左斜め前方からのアングル。テイクバックで上体が十分に捻られ、下半身とのギャップがパワーとスイングスピードを生み出す原動力となっていることがよく分かる。インパクトで左足踵が浮き上がることなく、捻転のパワーをそのままボールに伝えることができているのだろう。

 荒れる強風の中、フェアウェーウッドで放ったティショットは、吹き上がることもなく一直線に谷の向こう側へと飛んで行く、ナイスショットでした。

2024年3月25日月曜日

LPGA観戦(頑張れニッポン)

  我が家から車で30分ちょっと、海沿いの風光明媚なPalos Verdes Golf Clubで今日まで4日間開催されたFir Hills Seri Pak Championship。風邪からの病み上がりの身体に鞭打って6時に起き、ファイナルラウンドの観戦に行ってきました。

 今大会、日本からは実に9人の選手がエントリー。いずれも今の女子プロゴルフ人気を支える実力者ばかり。とりわけ私の今回のお目当ては、今期からアメリカツアーへのフル参戦を決めた吉田優利プロ。可愛くて、ゴルフが上手い。実物をひと目見たくてチケットを購入したのだが、残念ながら初戦はスコアがまとまらず、2日終了時点で渋野日向子、畑岡奈紗らと共に予選落ちしてしまった。う〜ん、まあ仕方ないでしょう。渡米してきたばかりで、まだまだしばらくは様子見といったところでしょうからね。でも、きっとそう遠からずリーディングボードの上の方で活躍してくれるに違いありません。

 さて最終日の天候は曇りのち晴れ。朝から強く冷たい海風が吹き、簡単にボギーが出るコンディション。選手たちの苦労が手にとるようでした。まともなアゲンストの中では、トッププロといえども縦距離を30ヤードもショートしてしまうほどの風。逆にフォローだとスピンがほどけてしまい、グリーンに残るのが精一杯。そしてスコアだけでなく、容赦なく体温も奪っていきます。ワンショット毎にアウターを脱いだり着たりを繰り返すのが忙しい。

 前半は、アウトスタートで西村優奈プロと、そのすぐ後ろのパーティで回る古江彩花プロを追いかけました。日本のツアーを観に行ったことがないので比較できませんが、とにかくアメリカのツアーは、プレイヤーと観客の距離が近いんです。もう、すぐ目の前でショットを見られるし、グリーンから次のホールへの移動中に声をかける場面も、学校の廊下ですれ違うくらいの距離感。

 上の動画は、古江プロが少しグリーンを外した下り斜面からから、パターで絶妙な寄せを見せてくれました。ナイスパーセーブです。

 そして後半は、同組で回る勝みなみプロと、やはり今年米ツアーデビューの稲見萌寧について回りました。2年目のみなみプロは、相変わらず「頑張って」と声をかけると、にっこり笑顔でいちばんの反応を返してくれます。対する萌寧プロは、デビュー戦で流石に緊張していたのでしょう。ちょっと硬い表情に見えました。こちらの生活とコースに早く慣れて、東京オリンピック銀メダリストの実力を見せてくれる日も近いでしょう。それから、今日は寒さで皆んなレインウェアの下を履いたままでしたが、暖かくなれば、スタイル抜群の美脚も見せて欲しいですね。



 次回はまた、スイング動画を特集します。急がないと、28日にはMLBが開幕してしまう。

2024年3月19日火曜日

アリゾナの渓谷をめぐる〜グランドキャニオン他〜

  教授たちに泣きを入れ、頭を下げまくって単位を恵んでもらい大学からようやく卒業できる目処がたった下の息子が日本からやって来ていた先週、アリゾナ州の渓谷郡を車で巡ってきました。久しぶりに一眼レフを持ち出して撮影しましたよ。レンズは10-22mmの広角ズーム1本だけ。

 まず初日は、ロサンゼルスからラスベガスまで5時間半、カジノでちょこっと遊んだり、名物のビュッフェでディナーを取ったりして1泊。

 2日目は、朝から再び4時間半かけてグランド・キャニオンへ。この時点で既に標高は1,500mを超えていて、地面には残雪が。そうして到着したMother Pointから見下ろす景色は、まるで巨大な上からの力で大地を大きく凹ませたような造形。こんなデッカい景色を前にすると、人間がとんでもなく小さな存在に思えてきます。そして、高所恐怖症の私は、脚がすくむほど怖い、つうかタマヒュンです。ちびりそうになりながらなんとか車に乗り込み、そこから更に2時間半かけてPageという小さな村へ移動して、投宿。


 3日目、メイン・イベントとして楽しみにしていたアンテロープ・キャニオンは、Pageの村から約15分。ガイド付きのツアーなのだが、なんというか大地に生じた亀裂の底に梯子みたいな階段で降りて行き、洞窟のような狭い隙間を小1時間歩くというもの。そしてその間じゅう目に入る景色は、Windowsのスクリーン・セイバーの画像そのもの。これでもかと写真を撮りまくる。その昔、迷子になった羊を探していた羊飼いの少女により偶然発見されたという、世界的に有名な絶景だ。

 その後、馬蹄形にえぐれた大地の底に水が溜まった造形が摩訶不思議な、ホースシュー・ベンドへ移動。車で5分程度の至近距離。でも駐車場から現場まで約2kmの徒歩移動中には結構な雨に降られてしまい、しかしここまできて引き返すわけにもいかず、続行。流石に風邪ひきそうだったので早足でホテルに戻って風呂に入り、この日は終了。

 4日目、3時間かけて今度はグランド・キャニオンの北側を迂回するようにブライス・キャニオンを目指す。標高は2,000mを超え、着いたところは雪国でした。何万本ものツノが地面から生えたような奇妙な渓谷。大地が隆起し、或いは流水で削られるなどして出来たのだろうが、人間には、こんな景色を頭で想像することすら難しい。雪山を後にして、再びラスベガスに戻り、最後の1泊。

 5日目は、車が混まない朝のうちにラスベガスを後にし、一路ロサンゼルスの自宅を目指し、午後2時過ぎに帰宅して無事に旅行を終了。

 アリゾナの砂漠地帯から渓谷一帯、そこは実に広大で、かつ、人が住み暮らすことを決して許さない厳しい自然、手付かずの自然がありました。Once in a lifetime experience.まさにそんな感じ。

2024年3月13日水曜日

LAの新名所は出張者御用達のホテル(大谷翔平壁画)

  オープン戦から全開の活躍を見せつけている我らが大谷翔平の巨大壁画がまたひとつ誕生する。ロサンゼルス・ダウンタウンのど真ん中、ミヤコホテルは私の職場からもほど近く、仕事でLAに出張してくる大半の人がこのホテルに投宿する。いったいどんな経緯でこれが実現することになったのか分からないが、ロサンゼルスを訪れる大量の日本人にとっても、アメリカ各地からやってくるドジャース・ファンにとっても、間違いなく新名所になるに違いない。完成した暁には、またご報告するとしよう。

2024年3月7日木曜日

出張はいつだって弾丸(サンフランシスコ)

  2泊3日のサンフランシスコ出張から、ついさっき、と言ってもほぼ深夜12時近くに、ロサンゼルスに戻ってきました。帰りのフライトの出発が1時間以上遅れ、しかもボーディングした後、機内に座った状態で待たされたもんだから、激しくHPを削られましたよ。

 さて、当たり前っちゃ当たり前なんだが、出張はいつでも余分な時間など一切ない。ヒューストンに行っても NASAに行くわけでもなく、サンフランシスコに行っても金門橋すら目にすることなく帰ってくるわけだ。一日の大半を仕事先のデスクでパソコンに向かい、相手から話を聞き取りながらレポートを書く。今回も、ほぼ一日半くらいで10頁のレポートを書き上げて帰ってきた。


 かろうじて、ドジャースの試合をありがたいことに毎試合LIVE実況してくれるユーチューバーがいるので、そのチャンネルを無音で流しておけば、リアルタイムで試合の状況をフォローすることができる。ご関心のある方のためにリンクを貼り付けておきますね。

ハムショーのスポーツ実況ch

2024年3月4日月曜日

オープン戦からハンパないなドジャース

  ベッツ・大谷・フリーマンのMVP1、2、3番トリオが、全ての対戦相手にとって恐怖でしかないことが確認されました。ベッタニマンとかムキタニマンなどと呼ばれているようですが、その破壊力がまあハンパない。しかもその後の打線も、他の球団だったらクリーンアップを任せられそうな強打者が9番までズラリと並んでいて、実に壮観。投手陣は今やエースと呼んでも良いでしょう、山本君ほかこれまたタレント揃い。シーズン前だけど、うん、もうドジャース優勝でいいんじゃね?

 にしても、昨シーズンまでエンゼルスを応援していた頃は、序盤3点くらいのリードでは決して安心できなかったし、案の定、ループ君をはじめとする中継ぎかクローザーが打ち込まれて簡単に逆転。大谷君がいくら活躍しようとも、いわゆる「なおエ」(大谷君は今日も3打点1HRの活躍。。。なお、エンゼルスは7回に逆転され勝利を逃しましたという解説パターン)という、ファンの胃を直撃する洗礼を何度も何度も繰り返す、精神的に非常にタフな毎日でした。ああ、きっと阪神ファンのパイセンたちの並々ならぬ精神力はこうして鍛え上げられてきたんだろうなぁ、ガッツリ負けた後に「今日はこれくらいにしといたるわ」と言えるようにならなきゃな、と感心したものです。でも今シーズンからは、お酒や太田胃酸の力を借りる必要など全くない、気持ちの良い応援ができることでしょう。

2024年2月29日木曜日

今年は応援が忙しい(山本由伸)

  昨日の大谷君ドジャース初試合・初ホームランという超弩級のデビューに引き続いて、今日は山本由伸が、MLBデビューを素晴らしい内容でやり遂げた。2イニングを3三振、無失点。最後は落差の大きなスプリットで、強豪レンジャース打線を仕留めた。うん、日本球界で過去最高レベルのピッチャーだってことは知ってる。だから当然MLBでも初年度から相当の成績を挙げるだろうことも。

 でね、お願いだから、オープン戦とはいえ、こういう試合を平日にやらないで欲しいんですよ。流石に職場では観られないじゃん。にしても、去年の比ではないくらい、今年はドジャースの応援に生活のリズムを左右される日々がやって来るんだろうな。目まぐるしくなるなぁ。

2024年2月28日水曜日

SHO TIME 2024スタートしました

  2月28日の朝、何人の日本人が、起き抜けのTVニュースで大谷翔平のドジャース第1号ホームランを知り、感嘆の声を上げたことだろう。そしてその誰もが、気持ち良く晴れやかな気分で、通勤・通学の途に着いたに違いない。スーパースターがレフトに高々と打ち上げた放物線に、きっとこの人は我々には想像もつかない、とてつもなく大きな世界を見せてくれるのかもしれない、そんなことを本当に思わせてくれる、教えてくれる。それこそがSHO TIMEだと、人間離れしたパワーと、底抜けの笑顔で。

2024年2月19日月曜日

大谷君ばかりじゃない、ヒデキ・マツヤマは日本人アスリートの誇り

  ロサンゼルスの名門コース、リビエラ・カントリークラブで行われたGenesis Invitaionalで、我らがヒデキ・マツヤマが最終日9アンダー62という驚異的なスコアで6打差をひっくり返す大逆転優勝を果たしてくれました。

 去年のこの大会は、幸運なことにメンバーシップを持つ知人の好意で、割引入場券を購入することができた。おかげで、生まれて初めて、タイガーウッズやロリー・マキロイをはじめ、そうそうたる世界レベルのプレイヤーたちを目の前で観ることができた。もう大興奮だったわけだが、残念ながら松山君は予選落ちしてしまったため、その姿を観ることができなかった。今年はそのメンバーシップを持つ知人も既に日本に帰国してしまい、安くない通常料金を払わねばならないことに加えて、いつ雨粒が落ちてきてもおかしくない天気だったもんだから、つい不精してしまった。こんなことなら応援に駆けつければよかった。

 などと思いながら、Youtubeに上がっているハイライトを見ると、ティグラウンドやグリーンに群がる大ギャラリーから、「Hideki!!」という大きな声援が絶え間なく聴こえる。PGAツアー9勝、なんと言ってもマスターズ・チャンピオンでもあるヒデキ・マツヤマは、礼儀正しく、ゴルフに対するストイックな姿勢なども相俟って、アメリカ人のゴルフ・ファンからも人気が高い。アマチュア・ゴルファーの一人として、そしてアメリカに住み暮らす日本人の一人として、そのことがとても嬉しいし、とても誇らしい。

 大会は韓国の高級自動車メーカーであるGenesisが冠主催者、タイガーウッズがホストプロを務めるが、リビエラ・カントリーのオーナーは日本人だ。そして今日の優勝賞金は、4百万ドル=約6億円。とんでもない額だ。おめでとう、ヒデキ。

2024年2月13日火曜日

結局最後はこの人(スーパーボウル)

  ラスベガスで行われた第58回スーパーボウル、決勝戦のカードは、サンフランシスコ・フォーティナイナーズvsカンザスシティ・チーフスとなった。看板QBだったガロッポロが抜けた後を担う若い才能パーディ率いる49ersが勝てば、実に19年ぶりの制覇となる。かたや、ディフェンディング・チャンピオンであるチーフスは、レギュラーシーズンを苦しみぬいた上で、プレイオフに入ってから急速に調子を上げての決勝進出。だが今日は、第2クオーター終了の折り返し地点間際になってようやく3ポイントを入れるも3-10と、こりゃ厳しいかという雰囲気がスタジアムを支配した。

 アッシャーのダンサブルなハーフタイムショーの途中で、玄関のドアをノックする音。何事かと思ったら、並びの部屋の住人がこれ以上ないくらい申し訳なさそうな顔で、トイレ詰まりを解消するスッポン吸引機(🪠)を貸して欲しいと。でも結果的にはこれがゲームの風向きを変えた(と思う)。

 かろうじて同点に漕ぎ着けて迎えた延長戦、お互いに1回ずつの攻撃権を持つ。先攻の49ersが確実に3ポイントをリードしてチーフスの攻撃。パスもランもなかなか噛み合わない中、最後はNFL最高年俸を誇るQBパトリック・マホームズ背番号15が、自らボールを持って敵陣に走り込むなどしてファーストダウンを重ね、大逆転のタッチダウン・パスを決めた。呆然とする49ersの面々。私の隣ではマホームズのファンを自称する細君が何やら叫んでいる。画面には日本公園から弾丸で戻ったテイラー・スイフトがケルシーと熱い抱擁。そして圧倒的な量の赤と黄色のフラシモンがドームの中を舞っている。ああ、平和だな。

2024年2月5日月曜日

君は僕のエンジェル?男の子なんだが。

  ロサンゼルス=Los Angeles。もとよりこれはスペイン語なので、ロス・アンヘルスと発音するのが正しいのであろう。ときに、ロサンゼルス群には実に480万人ものヒスパニック(スペイン語圏ラテン・アメリカ系民族)が住んでいると言われているとおり、どこへ行っても視界の中にヒスパニックの人々がいるし、スペイン語の地名や道路の名前は、むしろそっちの方が多いようにさえ感じる。あらゆる公共機関の表記は、当たり前のように英語とスペイン語のふた通りでなされている。それもそのはずで、1700年代にこの地に入植したヒスパニックが、聖母マリアと天使たちの街という意味の呼び名をつけたことから、それが短くなりLos Angelesという地名になったとされているようだ。

 さて、Losはスペイン語の定冠詞で、英語ならTheに相当するんだが、ラテン語の常で、その後に続く名刺が男性/女性、単数/複数で定冠詞が異なる。Losは男性の複数名詞にくっつく定冠詞で、これが複数の女性だったらLasになる。ラスベガス=Las Vegasは、肥沃な土地を表すVegaから来ていて、土地は女性とされるんだそうだ。

 さて、Los Angelesは複数の天使たちということになるんだが、ここで「あれ?」となった。確かに、聖画に頻繁に登場する天使たちは、可愛いち◯ち◯がくっついている男の子であることが多い。それだけを見ると、天使=男子となる。だが、ラブソングの歌詞などでは「ああ、君は僕の天使だ(You are my angel.)」「天使のように可愛い君」「天使のようなその微笑み」「天使のような寝顔」など、女性を褒める際に使うことが圧倒的多数を占める。現実の世界で、男性が男の子に対して、君は天使みたいだねなどと言おうもんなら、たちまち変態扱いされかねないのであるが、実はその表現は正しいということになってしまう。

 わからないことに直面した時は、目の前にあるパソコンで簡単に調べられるから今の時代は便利なもんだ。曰く、天使には性別はないんだそうだ。1秒で答えに辿り着いてしまったが、それならなぜ定冠詞Losが使われているのだろう。また一つ、ちょびっとだけ賢くなったような気になった直後に、再び解らなくなってしまった。

2024年1月10日水曜日

LA新名所の周辺は今はまだ人影もまばらだけど。。。

  先日紹介したHermosa Beachの酒屋の壁画、そう、大谷翔平ファンにとっての新名所と言われているけど、週末だというのにまだ人影はほとんどまばらだった。動画でご覧いただくことにした。

 でも、シーズンが始まり、日本から観戦ツアー客が大挙してやって来る時期になったら、どうなんだろう。きっと高額のチケットを買えるのは1試合だけだろうから、皆んな空き時間にUberに乗って写真を撮りに来るんだろうなあ。


2024年1月8日月曜日

初NFL観戦(チャージャーズvsチーフス)

  NFL2023/24シーズンの第18節、LAチャージャースが地元SoFiスタジアムにカンザスシティ・チーフスを迎えたホームゲームを初めて観戦してました。

 Sofiスタジアムでの観戦で最も厄介なのが、アクセスと駐車場だ。公共交通機関が極めて限られている上、スタジアムを囲むように配置された専用駐車場の収容数は15,000台程度だという。それに対してスタジアムの収容人数は7万。1台あたり4人乗ったとしても、まだ足りない。しかも、今日の試合用に販売された駐車場のチケットは、最低でも100ドルを超える。これが、大物アーティストのコンサートだったりすると、250ドル以上に跳ね上がるというから仰天する。とてもじゃないけど駐車場にそんなお金をかけられない。

 果たして、今日はHawthorne / Lennox Stationというメトロの駅からスタジアムまで無料のシャトルバスが30分おきに運行されるという案内をネットで探し出し、これを利用してみることにした。オンラインで駐車場を確保することこそできなかったものの、行ってみたらたまたま空いていた。時間制限なしで30ドル。ラッキーだよ。

 ドキドキしながら入場してみれば、客席のほとんどがチームカラーの青で染まるのかと思ったら、まさかの半分以上が赤だった。さすがはNFL選手として年俸最高額を誇るQBマホームズと、テイラー・スィフトとの恋仲にあるケルシーという2大スタアを擁する2022シーズンのチャンピオン、チーフスだけのことはある。


 と言ってみたものの、始まってみれば、マホームズ、ケルシーの二人ともスタメンに名を連ねておらず、ユニフォームすら着ていない姿をかろうじてピッチの外に見られただけだった。うちは一番上の方の安い席だったからまだよかったものの、この日のために、スーパースタア=マホームズのプレイを一度でいいから見てみたいという強い思いを持って、1000ドル2000ドルという高額チケットを買っていたお客さんは、さぞかし残念だっただろうな。

 試合の方は、12対13でからくもチーフスが制したけど、実はあんまり盛り上がらなかったのも確かだ。ま、チーフスは前節で既に地区勝ち残りを決めており何なら今日は消化試合、対するチャージャーズはぶっちぎりの地区最下位だから、無理もないけどね。それでもスタジアム観戦の臨場感は、やっぱり家でテレビを見ていては味わうことができないものだからね。

2024年1月6日土曜日

2024年打ち初め

  本年のゴルフ打ち初めは、家から最も近くのパブリック・コースで従兄弟たちとの気楽なラウンド。ただし、ティオフの時刻は06:44と、決して気楽ではなかった。6時前に起きて白米をかき込み、まだ日が上らない暗い中で5球だけ練習。

 ただ、そんな早起きさんに三文の徳に相当するご褒美もあった。一つは、東の空を染める見事な朝焼け。椰子の木のシルエットが美しい。

 もう一つのご褒美は、3つのバーディ。正月太りのむくんだ身体の割に、今日は調子が良かった。さて、今年は何ラウンドできるかな。

2024年1月4日木曜日

DODGERS オオタニ・ショーヘイの新名所

  ドジャースに入団した大谷翔平の2024年が始まった。早速、応援初めといこう。まずは新名所のチェックだ。我が家から海岸沿いの下道を車で約15分くらい、Hermosa BeachにあるOceanview Liqurという酒屋の壁に描かれたオオタニ君の壁画アートを見に行ってみた。Manhattan Avenueと33th streetの交差点にそれはある。


 流石にまだ正月三が日とあって、これ目当てに来ている人は、ほとんどいなかった。唯一、日本人と思しき中年の男性が、結構本格的なビデオカメラを構えていたので、Youtuberなのかなと。

 ま、ここへ来るには車じゃないと面倒くさいだろうけど、Uberもあるし、お隣のManhattan Beachとも合わせてお洒落なお店や雰囲気の良さそうなイタリアン・レストランもたくさんある。なんと言っても、青のユニフォームをまとったオオタニ君やムーキー・ベッツも入れて、記念写真を撮るには良いところだね。

2024年1月2日火曜日

どうか良い年になりますように

  年が改まった直後、元旦から大きな地震のニュースに驚きました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 ここロサンゼルスでも、元旦の朝8時半くらいに、M4.1の地震がありました。揺れは小さいものでしたし、日本の地震との関連もないのでしょうけど、ちょっとドキッとしました。

 どうか2024年が皆様にとり穏やかで良い年になりますように。