教授たちに泣きを入れ、頭を下げまくって単位を恵んでもらい大学からようやく卒業できる目処がたった下の息子が日本からやって来ていた先週、アリゾナ州の渓谷郡を車で巡ってきました。久しぶりに一眼レフを持ち出して撮影しましたよ。レンズは10-22mmの広角ズーム1本だけ。
まず初日は、ロサンゼルスからラスベガスまで5時間半、カジノでちょこっと遊んだり、名物のビュッフェでディナーを取ったりして1泊。
2日目は、朝から再び4時間半かけてグランド・キャニオンへ。この時点で既に標高は1,500mを超えていて、地面には残雪が。そうして到着したMother Pointから見下ろす景色は、まるで巨大な上からの力で大地を大きく凹ませたような造形。こんなデッカい景色を前にすると、人間がとんでもなく小さな存在に思えてきます。そして、高所恐怖症の私は、脚がすくむほど怖い、つうかタマヒュンです。ちびりそうになりながらなんとか車に乗り込み、そこから更に2時間半かけてPageという小さな村へ移動して、投宿。
3日目、メイン・イベントとして楽しみにしていたアンテロープ・キャニオンは、Pageの村から約15分。ガイド付きのツアーなのだが、なんというか大地に生じた亀裂の底に梯子みたいな階段で降りて行き、洞窟のような狭い隙間を小1時間歩くというもの。そしてその間じゅう目に入る景色は、Windowsのスクリーン・セイバーの画像そのもの。これでもかと写真を撮りまくる。その昔、迷子になった羊を探していた羊飼いの少女により偶然発見されたという、世界的に有名な絶景だ。
4日目、3時間かけて今度はグランド・キャニオンの北側を迂回するようにブライス・キャニオンを目指す。標高は2,000mを超え、着いたところは雪国でした。何万本ものツノが地面から生えたような奇妙な渓谷。大地が隆起し、或いは流水で削られるなどして出来たのだろうが、人間には、こんな景色を頭で想像することすら難しい。雪山を後にして、再びラスベガスに戻り、最後の1泊。
5日目は、車が混まない朝のうちにラスベガスを後にし、一路ロサンゼルスの自宅を目指し、午後2時過ぎに帰宅して無事に旅行を終了。
アリゾナの砂漠地帯から渓谷一帯、そこは実に広大で、かつ、人が住み暮らすことを決して許さない厳しい自然、手付かずの自然がありました。Once in a lifetime experience.まさにそんな感じ。
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