2018年8月30日木曜日

物欲と食欲の一時帰国

 明日から久しぶりの一時帰国です。
 前回の帰国から1年も経っていませんけど、その間に溜りにたまった物欲と食欲をどこまでコントロールできるのか、できないのか。イコール出費をどこまで抑えられるか、それともノーブレーキで欲望を開放するのかということでもあるので、たいへん楽しみでもあり、かつ、おおいに不安でもあります。
 かねてから行きたかった金沢や伊勢神宮には行かねばなるまい。windows7のサポート終了を見込んで自宅用のPCも検討せねばなるまい。そして、買うとなれば20年ぶりになるゴルフのアイアンセットに至っては、これから先、生涯を共にするであろう道具を選ぶことになるわけで、それはそれは冷静・慎重な目で選ばねばなるまい。
 更に、細君には内緒で、スーパーカブの野望も視野に入っている。
 食欲の方は、言われなくても日々順調に欲望を昇華していくに違いありません。呑んだ後のラーメンのために、海外で頑張っていると言っても過言ではないのです。問題は、肝臓と中性脂肪と体重という数値的なコントロールだけ。あ、人間ドックにも行かなければいけないのでした。

2018年8月12日日曜日

飛んでみたイスタンブール(1)~東西の交差点

 今日までの3泊4日で、イスタンブールに行ってきました。カイロからの実飛行時間は2時間ほど。あっという間に到着です。
ブルガリアの東端と中東諸国の間をつなぐ細長い渡り廊下のような地形、その渡り廊下を北の黒海から南のマルマラ海に分断するボスポラス海峡を挟んで、西はヨーロッパ大陸、東はアジア(中東)ということです。東西の交差点であるイスタンブールは、シルクロードの終点であり、或いはオリエント急行の終着駅でもあるのです。
 古くは4世紀ころのビザンチン時代から、ヨーロッパを中心に覇権を謳歌したオスマントルコの時代は、コンスタンチノープルという都市名であったことは広く知られています。
 イスラムの世の中になってからは、ヨーロッパでありながらも中東でもあるという独特な立ち位置。まさに人と文化が幾重にも交錯する歴史を繰り返してきた街です。
 写真は、新市街の小高い坂の上に立つガラタ塔の上から川を挟んで中央右手が旧市街。アヤソフィア、ブルーモスク、トプカピ宮殿といった観光スポットがぎっしり詰まっています。そして海峡を挟んで左手奥に見えるのがアジア側。マルマラ海の先は西にギリシャを見ながらエーゲ海に、さらには地中海へとつながります。
 8月のこの時期でも日中の最奥気温は30度を超えません。日が落ちると20度前後まで下がります。寒暖計が37~8度に張りついたままのカイロとは大違いで、実に過ごしやすい。濁りなく抜けるような青い空、紺碧の海。
 現地で働く古い友人が、至れり尽くせりの案内をしてくれたおかげで、ゆったりと時間を使い、久しぶりの休暇気分を満喫しつつも、内容のある旅になりました。詳しくはまた後ほど。

2018年8月6日月曜日

友人にしてやられた(カブ購入計画)

 友人に、してやられました。
 かねてから私が年に1、2度だけ会う機会にスーパーカブの良さを説き、酒の肴にしていた長年の友人。ミリオタで、プラモデラーで、チャリ乗りの友人。しかも、生まれてこのかたオートバイを所有したことがないというので、すっかり油断していました。つい昨日のこと、その友人から、近所のホンダ特約店で60周年記念モデルの予約をしてきたと、唐突に報告がありました。
まあ、なんてカッチョ良いんでしょう。ホンダのレーシングカラーを瞬間的に想起させる赤白のツートンが鮮烈です。そして、フロントには実に誇らしげなアニバーサリーのエンブレムをまとっています。
 完全受注生産とのことで、納車は早くても11月末、ひょっとしたら12月になるかもとのこと。初心者だからボクたん何も解らないのでなどと言いつつ、メットはどうしたらいいか、オプションは何を買ったらいいのか、納車したらどこへ行こうかなどと、まあ五月蠅いこと五月蠅いこと。くやしー。
 待ってろ、俺もすぐに買ってやる。そして、カブ連ねて、ツーリングに行こうね。