2019年3月30日土曜日

世界は大きく動いているけど

 2019年もはじめの四半期が過ぎようとしている今、世界各国が大きく動いています。
 英国ではブレグジットのEU離脱法案が国会で三度目の否決、合意なき離脱に向かおうとしています。糸の切れた凧になってしまうのでしょうか。アメリカではトランプがメキシコ国境の壁をいよいよ現実のものとする動きが。また、トランプはシリアによるゴラン高原の実効支配を容認、こちらは国際社会から大きな批判を浴びています。韓国のヒステリックな反日政策は、いよいよ韓国国内でも批判を浴び始めています。
 そして我が日本は、新しい元号の発表を明後日に控えて、国民の誰もがそわそわしています。G20、TICAD、即位の礼、オリンピックと、立て続けに超大型の国際イベントをホストする節目にきています。

 さて、激動の世の中にあって、私達はどのように対処していけばよいのでしょう。分析と予測は大いにしなければなりませんが、かといって国や地域単位のムーブメントは、個人が何をどうあがいても変わるはずもありません。
 海外在住者として国際情勢と治安情勢には敏感に、しかし、日々の暮らしはむしろ鈍感にというのが、ストレスを少なく生きるコツだったりします。
 明日も、目の前にある仕事と真摯に向き合い、処理し、次の日にひとコマだけ進む。そんな当たり前の毎日を淡々と、しかし確実にこなしていくしかないのです。

2019年3月19日火曜日

新iMacが欲しい過ぎる(おじさんの2020年問題)

 Appleが攻めてきている。
 昨日突然、ipad airと、ipad miniが発表されて、私と同じようにびっくりした人も多いと思います。特に、apple penが使えるようになったipad miniは、今すぐ手帳代わりに持ち歩いて、メモ書きやスケジュール管理にバンバン使い始めたい気分にさせてくれます。そして、今すぐじゃないけど多分買っちゃうと思います。
 現在ペン非対応の無印ipadを所有しているんですが、それはそれで動画を観たり、写真をストレージしておくという用途に、今後もまだまだ使い続けられます。
 そしてついさっき、昨日に引き続いて今度はiMacアップデート版の発売が発表されました。
欲しい。欲しい過ぎる。
 私が自宅で毎日使っているPCは、2012年製の東芝ラップトップ。CPUは第2世代のcore i3ですし、メモリは4GB。内臓の冷却ファンは壊れていますけど、スタンド兼用の外付けファンで冷やして、実用には支障なし。すごく遅いけど。で、今どきのスマホにも負けるスペックに加えて、問題はOSは2020年初めにサポートが終了するwindows7なのです。この2020年問題に直面しているのは何も私だけではなくて、実に大勢の個人と法人が、今年中にPCの買い替えを迫られることになるんだろうと思います。そのニーズを狙い澄ましたかのようなappleの発表です。そして、まんまとノックアウト寸前なのです。
 かねてからwindows機を捨ててMacへの乗り換えに憧れていたわけでして、でも使用中のPCが使えているうちは買うところまでには至らず、そうこうしているうちに7年間も使い続けてしまっていたのです。
 でも今度こそ、そう、サポート終了という晴れて買い替えの大義名分が成立した今度こそは、だからMacに移行したい。しかも、どこからどう考えてもゆうに向こう5年以上はスペックに何の不満も感じないであろうiMacを所有して、毎日使ってみたい。ただ、「美しいモンスター」と銘打たれるようなハイスペックPCを、いったい何に使うのさと、内なる自分が問いかけます。この拙いブログをポチポチ打ったり、ネットサーフィンするくらいしかしてないじゃん、と。毎年1回、年賀状も作るけど、だからなんだってんだ。
 家の机上にはiMac、鞄にはipad mini、ベッド脇にはipad、ポケットにはiphone。この夢のような態勢が整ってしまうんだろうか。すべてはお金の使い方次第ということなんだろうけど、そこが最大の問題なのよね。 

2019年3月16日土曜日

気持ちだけでも日の丸を背負う

 メンバーになっているゴルフ・クラブで来週、Nations Cupという大会が行われます。日本のゴルフ場で外国人プレイヤーを見かけることは少ないと思いますが、海外のゴルフ場には様々な国籍の人たちが集まります。大会にはおそらく、エジプトの他、英国、米国、カナダ、イタリア、フランスなどがエントリーしてくるでしょう。
 もちろん我が日本も、メンバー仲間を中心にチームを組んで参加します。4人のグループでベストボールを選択するテキサス・スクランブルという競技方式。
そして、日本チームのユニフォームは、この女子プロの写真と同じ赤シャツと白パンツに決めました。ベスト・ドレッサー賞もあるようですから、スコアで勝てなくても、せめてユニフォームでという発想。
 国別対抗の競技会なので、レベルはともかくも日の丸を背負ってることを意識するのはある意味当然です。でも、これは海外生活あるあるなのでしょうけど、日ごろの生活においても、様々な局面で、「日本人としてちゃんとしてなきゃいけない」「日本人として恥ずかしくない言動を」という意識は、外国に暮らす日本人なら誰しもが持っているはずです。
 日本に住んでいるときは、「日本人として」のところが、「人として」に置き換わるのかもしれませんが、それほど強く意識しているという訳ではないでしょうね。「人として」きちんとしていれば、日本を訪れる外国人にも自然に感心され尊敬されるように
なるのでしょう。自分が日本人であることを誇らしく思える、そんな当たり前のことを思うのも、「日本」を意識するときなのです。

2019年3月3日日曜日

カブ限定モデル ~買えない時にどんどん出る~

 日本を離れている間に、国内では60周年記念モデルに続いて、またぞろスーパーカブの限定モデルが発売されているんですね。悔し~。
 今年6月末までの期間限定で受注生産するというモデルは、爽やかなボニーブルーと、優しいハーベストベージュの2色。ホンダのウェブサイトでは、「街に溶け込むカラー」で、「らしく走ろう」というキャッチ。
 私は断然ブルーの方が好きだな。みなさんはどっちが好みでしょう。

そういえば、昨年12月にはスーパーカブ1億台記念レースが開催されたんですね。ツインリンクもてぎで行われたカブのワンメイクレースには、なんと、マルク・マルケスとダニ・ペドロサがレプソルカラーのカブで出場。そして、ジェイソン・バトン、佐藤琢磨や鈴木亜久里といった四輪のレーサーたちといっしょに、ワイワイとレースを心から楽しむ動画が、youtubeにもアップされていますので、まだ観てない方は是非。
それにしても、マルケスとペドロサの二人の実に速いこと速いこと。全員同じフルノーマルのスーパーカブなのに、コーナリングのスピードが全然違うので、笑っちゃいました。タイヤが細っそいから深いバンク角をとれないので、自ずとそうなるのは頭では解るんですが、カブで普通にハングオンって。。。

2019年3月2日土曜日

中東で大人気のヨックモック

 ヨックモックというお菓子をご存知だと思います。実は、なぜか中東で大人気だったりします。
 エジプト人スタッフへのお土産として、葉巻の形をしたシガールを持って帰れば、まず間違いありません。みんな大喜びします。で、大きめの箱をスタッフの大部屋に置くわけですけど、本当にあっという間に、なくなってしまいます。誰も家族に持ち帰ったりしないで、その場でほくほくと食べちゃう。
ア首連のドバイにある店舗には、石油のお金持ちが何十ダース単位で買いに来るのだとか。中東の人に、なぜそこまでウケるのか、さっぱり解りません。確かに美味しいです。噛まなくても簡単に折れてしまうくらい柔らかいのに、さくっとした絶妙の歯ごたえ。口の中に入ればほんのりと甘く、すぐに溶けてしまう。1本では止まらなくて、つい2本目に手が伸びてしまう。ブリキの箱も綺麗です。でも、なぜ。。。
 ちょっと想像を働かせてみたんですが、中東の人は好んで紅茶(チャイ)を飲みますが、ヨックモックは実に紅茶と合うように思うのです。だからかな。
 ヨックモックは1969年創業の老舗です。スウェーデンの小さな町の名前に因んでこの社名になったそうです。伝統の味には、世界中の人から愛され、長生きするなりの秘密が、きっとあるのでしょう。
 世界に誇る日本の定番、なんだか嬉しいです。