2019年3月2日土曜日

中東で大人気のヨックモック

 ヨックモックというお菓子をご存知だと思います。実は、なぜか中東で大人気だったりします。
 エジプト人スタッフへのお土産として、葉巻の形をしたシガールを持って帰れば、まず間違いありません。みんな大喜びします。で、大きめの箱をスタッフの大部屋に置くわけですけど、本当にあっという間に、なくなってしまいます。誰も家族に持ち帰ったりしないで、その場でほくほくと食べちゃう。
ア首連のドバイにある店舗には、石油のお金持ちが何十ダース単位で買いに来るのだとか。中東の人に、なぜそこまでウケるのか、さっぱり解りません。確かに美味しいです。噛まなくても簡単に折れてしまうくらい柔らかいのに、さくっとした絶妙の歯ごたえ。口の中に入ればほんのりと甘く、すぐに溶けてしまう。1本では止まらなくて、つい2本目に手が伸びてしまう。ブリキの箱も綺麗です。でも、なぜ。。。
 ちょっと想像を働かせてみたんですが、中東の人は好んで紅茶(チャイ)を飲みますが、ヨックモックは実に紅茶と合うように思うのです。だからかな。
 ヨックモックは1969年創業の老舗です。スウェーデンの小さな町の名前に因んでこの社名になったそうです。伝統の味には、世界中の人から愛され、長生きするなりの秘密が、きっとあるのでしょう。
 世界に誇る日本の定番、なんだか嬉しいです。

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