2010年6月29日火曜日

猿いじり(24)


 サムライたち、悔しい負け方で終わりましたね。パラグアイとは互角の実力だったことが証明されたものの、たとえ勝ったとしてもその先を突破できるほどのレベルには到底なく、ある意味、いちばん傷の浅い負け方だったのではないかと思います。今は彼らの奮闘を讃え、ご苦労様でしたと言ってあげましょうよ。そして、明日からは次回大会に向けて、日本のサッカーを一から見つめ直し、マスコミのおだてではなくて、本当にもっと上を目指せる力をつけて欲しいと思います。

 さて、猿ですが、前回メーターがえらいことになってしまったことを記事にしました。原因は割と簡単に判明しました。
 クリアーだと思ってたらしたのが、実はフラットベースだったのです。何とも情けないオチです。それにしても恐るべし白ワイン。酔いのせいで手元が狂ったわけではなく、そもそも手にしたモノが違っていたのです。今になって思えば、そういやなんだか濁ってるなと。気付こうよ。
 幸いなことに、たらしたフラットベースはレンズと一体になって、ぱかっと剥がれてくれましたので、今度はちゃんとクリアーをたっぷり、表面張力になるくらいに(乾くとヒケるので)たらし、レンズは付けないことにします。メーターのデカールもすっきり見えて、気持ちがいいです。

2010年6月27日日曜日

猿いじり(23)


 フィニッシュに向けて細かい作業をするつもりだったんですけど、アルゼンチン戦を観ながら工作していたら、ついラテンのノリに白ワインが進んでしまい、 メーターがこんなことになってしまいました。ありゃりゃ、どうしましょ。でも今は酔っ払ってるので、どうしようもありません。
 ヘッドライトは、メインフレームからステーを出すのが本来の形なんですけど、ぴったりに位置出しすることなんかできっこないじゃんって、はなから諦めました。で、カウルと一体にしてしまえ~と、投げやりになりそうな自分を抑えて、なんとなくそれっぽい止め方を工夫しました。これで、前から見ればカウルとほぼ面イチになる予定です。
 それにしても、メーター、どうしましょう。

2010年6月24日木曜日

CB750 Cafe(その後)

 祝!!!サムライ達がやってくれましたね。こちらではゴールデンタイムのTVで普通に観戦できました。

 もうひとつ祝!!! 先に完成したCB750 Cafeが、★★TAMIYAのホームページに掲載されました。
 心ある読者からの有り難いお勧めに背中を押されるように投稿したものが、昨日から「パチッデジタル」に掲載されたのです。
 お時間があれば、他の方々の力作もありますので、覗いてみてください。


http://www.tamiya.com/japan/cms/pachidigital/602-pachidigital.html

2010年6月23日水曜日

猿いじり(22)


 ハンドルです。
 モンキーの大きな特徴であるクランプ式の折り畳み可能な機構は、そのままにしました。CB750でもやったように、キットのハンドルバーをライターであぶったり短く切り落としたりして、使いたい部分だけ使うようにしました。
 スクリーンに開けた穴を通すことになりますが、さすがに仮組して干渉チェックはしていますので、大丈夫。両手のレバーの角度が揃うように、接着時に素早くバランスをとりました。
 フロント・ブレーキをディスク化したことに伴って、ちっこいマスターシリンダーを取り付け、透明パイプでつなぎました。それと、クラッチ、ブレーキなどの各種ケーブル類を差し込むため、キットのモールドをカットして、代わりに0.5mmの針金を準備しておきました。ハンドル周りの加工は、これくらいで十分かと思います。

2010年6月20日日曜日

猿いじり(21)

 カウルの形どおりのハンドルをつけなければならないと、法律で決まっている訳ではない(キリッ)。
 2ちゃんねるのレスふうに言い訳してみました。
 モンキーであることを忘れてクリップオン・ハンドルにしたのでは、模型とはいえ余りに窮屈なライディング・ポジションを強いられます。かといって、折角フルカウルをつけたのだから、ストックの高々としたアップハンドルでレーサー・レプリカの雰囲気をブチ壊すのも忍びない。
 ならばと、発想を転換(歪曲ともいう)して、丁度良い高さにカウルを加工しようと思いつきました。え~と、丁度良い高さは、、、、スクリーンの高さでした。丁度良いんじゃあ仕方がないっつうことで、スクリーンに穴を開けてハンドルを通すことに。それじゃあいったい、カウルのえぐれた形はなんだったのよ~状態、と言わないでいただきたい。カウリングはあくまで実車を模したシェイプを尊重すべきという思いを大切にしたい(再びキリッ)。
 スクリーンの透明部品は、ご存知の通り、ちょっとでも力が入りすぎると、ピキッと割れてしまいます。そのため、マジックの下書きに沿って慎重にピンバイスで穴を並べて開け、カッターで少しずつ整えていきました。それでも、案の定、1箇所ピキッといってしまいました。実にヘボい。

2010年6月18日金曜日

猿いじり(20)

 仕事が忙しくてなかなか模型とたわむれる時間がとれず、などとサラリーマンらしい言い訳も、ときどきはいいでしょう。
 さて、カウルの取り付け方には随分と悩みました。
 最終的には、クランクケース上部に、いかにも最初からエンジンの造形としてあるかのようなシャフト受けを設け、それを貫通させるようにカウルの左右を支持するステーを通しました。それと、トップブリッジを中心にして左右のスクリーン下を支持するステーは、1mm真鍮線で実車を模した形にしました。

 仮組してみました。ようやくフルカウル、タンク、シートなどの外装パーツを取り付ける見通しがつきましたので、あらためて全体のフォルムを見てみます。
 ハンドル周りに許容される空間がかなり狭いため、ハンドルはクリップオンにしなければ収まらないかもしれません。実車では低すぎで、とても窮屈な(お腹の出っ張ったオヂさんにはほぼ不可能な)ライポジになってしまうので、もう少し検討してみます。
 あと、ヘッドライトは、フレームのステム部に突き刺すようなステーを作らなければなりません。正確に位置を出せるでしょうか。ウィンカーの問題もありますね。まだまだです。

2010年6月13日日曜日

猿いじり(19)

 いったんは出来たと言って、過去ログにupしたタンクです。スクラッチ形成の面倒くさい現実から逃避するように妥協した訳なんですが、妥協のレベルにどこか納得がいかない気持ちは、ずうっとくすぶっていたんです。
 あれから少し時間を置いて、予定のない週末になってみると、やっぱり何とかしようという気持ちになれたのは幸いです。つい先を急いでしまいがちですので、ときには機が熟すのを待つことも大切ですね。

 てなことで、再びエポパテをこねこねし、あらためてタンクの高さ方向にボリュームを足すとともに角ばった感じを強調、ニーグリップのえぐれ下(エラ?)を下方向に拡大、タンク前後にも手を入れました。
 どうでしょうか。表面の粗さは最終的にもう少し整えるとしても、主役であるタンクが、ドゥカであることをきちんと主張し始めたような気がします。

 シートカウル後端も、リアタイヤからはみ出さないギリギリで収まりました。あとはフルカウルの位置決めが上手くいけば、全体のフォルムが決まります。カウルレスでも既に、縦横共ぎゅーっと縮めてデフォルメされた、やんちゃなシルエットが何とも愛らしいです。

2010年6月9日水曜日

猿いじり(18)

 マフラーを塗装して取り付けました。半つやブラックの上から、ガンメタルでドライブラシ。スペンサーのときと同じ手法で、もともとラフに塗装されていたものが焼けたっていう感じに見えてくれれば御の字です。
 車体への取り付けは、Uの字を逆さまにした形のステーをプラ板から切り出し、ステップをホールドするサブフレームに引っかけるようにしておいて、マフラーに接着しました。もち論、お互いの接着面はヤスっておいたので、接着後に見える部分はブラックでタッチアップしました。エキパイ側は、差し込み部をマニホールドの穴ギリギリの太さに加工しておいて、一発接着。
 エキパイの下方へのふくらみがカウルと干渉する場合には、カウルの下回りに何とか上手く「逃げ」を作る必要がありそうです。

2010年6月8日火曜日

気になるなぁ


 世の中、気になる車がどんどん発表されます。お金がないので気にしても仕方がないのですが、やっぱり気になってしまう。
 フランス車ファンを固定客に持つ当ブログですから、オヂさんが気になるところはきっと共有していただけると思って、言われなくてもご存じだろうとは思いつつも記事にしちゃうんです。
 プジョー3008は、既成のジャンルにとらわれないマルチな要素を詰め合わせた賢い選択を、ユーザーに訴えかけています。デザインの良さは、最近のPSAの例に漏れず。いいですね、これ。
 ルノー・ラティテュードは、涙ながらにフーガを終了した日産のリベンジではないかと思わせる、フルサイズ・セダン。BMW5シリーズを意識したというフレ込みですが、こちらもなかなかグッド。サルコジの公用車(今まではベルサティス)になること間違いなしですね。

2010年6月6日日曜日

猿いじり(17)

 土曜日のうちにプラモ三昧しましたので、続けてupします。
 マフラーです。カウルより先に仕上げないと、干渉チェックができません。
 エキパイは4mmプラ棒をライターで少しずつあぶって、まさに手曲げ。ポップになったつもりで。エンジンの下をギリギリでクリアするため複雑な三次曲線となりましたが、何となくドゥカっぽいと言えなくもない。
 マフラー後半は、ドゥカ1/12MHRのものをそのまま移植。接続部の径が合わない部分はパテでなめらかに修正しました。最近のマフラーはやたらボリューム満点のものが多いですね。オヂさんはこれくらい細身のやつが好みです。敢えて手抜きと言わず、省エネというか、再利用なのでむしろエコと言いたい(なんちゃって)。

2010年6月5日土曜日

猿いじり(16)

 カウリングに着手しました。
 ベースは、MVアグスタ1/9からの流用です。資料画像と見比べながら、形状の違う箇所をマークして、修正していきます。アグスタのキットを開け、初めてこのカウリングを見たときから、モンキーに使えるかもしれないと狙っていたものです。ただ、エンジン前方を包むふくよかなカーブが、アグスタのカウルでは逆にえぐれています。マン島TTレーサーの最も特徴的な部分なので、ここは是非何とかしたい。

 カウリング自体を切り刻むような大手術は、強度の問題もあって(技術もですが)、なるべく避けたいところ。なので、「えぐれ」に沿って裏からプラ板を貼り付け、プラ板をガイドにしてエポパテで肉盛り、えぐれを解消することにしました。
 また、ヘッドライトの穴も、左右を接着してからでは工作が難しくなるので、この段階である程度開けておきました。モンキーのヘッドライトは車体に比べてとても大きく、このカウリングをはみ出してしまいますので、ジャンク箱から適当な大きさのものを探します。

 左右を接着しました。たぶんアグスタのフレームに取り付くステーをとりあえずプラ棒で連結して、作業の間の強度を確保しました。
 それでも接着面が少ないことが心配だったので、ヘッドライト下にも強度upのためプラ板を追加しました。また、スクリーンを安定させるため、上部に少しだけリブを追加してあります。
 表面を整えたりする作業が、もう少し続くと思います。その後、仮組をしてみて、マフラーの干渉がないことが確かめられれば、カウリングの底部がぐるっとつながるよう連結します。

2010年6月1日火曜日

猿いじり(15)


 いっくらなんでもバックステップのポジションが後ろすぎ、高すぎではないかと、有り難いご指摘をコメ欄にちょうだいしました。はい、その通りです。自覚はしてたんですけど、修正が面倒なので認めたくなかったのです。
 ここは素直に、約1cm(実車では6cmですもんね)、サブフレームを切り詰めた上で、ステップとリンケージ類を取り付けました。
 チェンジ側は、レバーを切り落としたミッション側の軸の部分(塗装し忘れ)と、ステップ同軸のレバーと一体のステーをストレートにリンクできました。一方、ブレーキ側は、ブレーキロッド、ステップと同軸のロッドを引っ張る部分ともに、曲げを入れる必要がありました。このあたりは全て現場合わせです。つじつまが合えば良いのです。因みに、ロッドは1mm真鍮線、スプリングは被膜線の中身の針金をぐるぐる巻いたものに交換してあります。要所にプラ板で作ったナットやらをかませることで、多少リアルさを出そうとしています。
 ステップバーにはカッターで細かな傷を付けて、すべりどめにみせかけています。ステップ形状は、ドゥカらしさを主張するポイントの一つだろうと思います。多少オーバースケールにみえるかもしれませんけど、実車換算ではこれで丁度いい大きさのはずです。車体が小さいのです。
  そしてここまでくると自立させてみたくなるのが人情ってもんで、待ち切れずにフロント・アッセンブリーを仮組してみました。くぅ~、我ながら、かっちょいい。今宵はこれで一杯やります。