2014年6月29日日曜日

ハーレーFXE1200スーパーグライド(その42:完成編)

 今年の2月9日に着手したこのキット、約5カ月弱の長い時間をかけて、ようやくコンプリートです。正直、疲れました。ほんとに手が遅くてじれったくもなりましたけど、完成の喜びもその分だけ大きなものになりました。
 シャープなタンクシートのシェイプも、ベージュ&ブラックのモノトーンも、超絶カッチョイイ。今日だけは自画自賛をお許し下さい。

【ベースキット:TAMIYA1/6 Harley-Davidson Super Glide】

【主なカスタム・ポイント】
・ストレッチ・タンク
・シングル・シート(スクラッチ)
・キャスト・ホイール(スクラッチ)
・2in1集合マフラー(スクラッチ)
・大径エア・ファンネル(スクラッチ)
・前後フェンダー加工
・バーハンドル(スクラッチ)
・前後サス加工
・バックステップ(スクラッチ)
・ヘッドライト、テールライト(スクラッチ)
・ホーンカバーにドクロの立体ワッペン
・デカール自作







本当に長い間おつきあいくださり、ありがとうございました。
 すぐにでも自作にとりかかりますので、また覗いてみて下さい。

2014年6月28日土曜日

ハーレーFXE1200スーパーグライド(その41)

12時間余のフライトをほぼ眠らずに頑張ったおかげで、帰宅後に爆睡、翌朝それほどの時差ボケはありません。
 さてハーレーです。
 タンクとシートカウルにシンプルな自作デカールを貼り、軽くコーティングしたところです。外装は、ベージュの単色。画像では何故か色ムラが生じていますけど、実際はムラなく塗れています。今晩じっくりと乾かして、明日は晴れて完成といきたいところです。

2014年6月22日日曜日

ハーレーFXE1200スーパーグライド(その40)

完成が近づいてきました。サイドスタンドもつき、自立しています。テールランプはやや下を向いてしまったかも。瞬着で付けてしまったので、修正するのは少し辛い。リアのウィンカー取り付け方法も思案中です。

反対側。キャリパーの裏側がドクロみたい。
 超太いなぁと思っていたエキパイも、ブラックに塗装してみると、引き締まって見え、全く太さを感じさせなくなりました。
 この勢いで一気に外装パーツへと進みたいところなのに、明日から出張です。またちょっと間が空いてしまいます。帰ってからの週末には何とか仕上げたいと思っています。

2014年6月21日土曜日

ハーレーFXE1200スーパーグライド(その39)

マフラー後方をフレームから吊り下げるステーを作りました。
 リアサスの付け根からステーを出し、1mm真鍮線でつなぎました。リアサス下部との干渉は、マフラーに施した逃げで、うまくかわすことができています。

これで、排気管システムの全体が整いました。
 艶のないブラックで塗装しようと目論んでいまして、それでも強烈な存在感のあるフォルムになると思います。工作の足かせとなっていたマフラーが山を越えたことで、フィニッシュに向け組み立ての手を加速できるでしょうか。

2014年6月17日火曜日

小排気量バイクでツーリング

十九歳か二十歳の頃だったでしょうか。ある日、突然思い立って、CB50Sで房総半島一周のツーリングに出かけました。たいした荷物も持たず、ただし、街乗りの小僧と見間違われないように、ジャケットもブーツもちゃんとしたものを身に着けて、南へ南へと独り一般道を走りました。
 お金のない青年のCBは、ハンドルを一文字に交換しただけのフルノーマル。脇を締め、ステップにつま先を載せて、法定速度+アルファの低速で走り続けました。
 山道に差し掛かると車の往来は途絶え、小排気量シングルの小気味良い音だけが林の中に響きました。たまにすれ違うツーリング・ライダーとのピースサインの交換が、更に遠くへと私の背中を押してくれるようでした。。。

 最近、何故かこの光景を幾度となく思い出すのです。今となっては、どの道を通ったのか、途中で何を食べたのか、翌日の何時頃に帰って来たのかすら全く覚えていないというのに、杉林の一本道をひたすら走る絵だけが脳裏に焼き付いているのです。そして、もう一度あの道を小排気量バイクで走りたいという、憧れにも似た思いが湧きあがって来るのです。
 モデラーである前に、バイク乗りでありたい。せめて気持ちだけでも。そんな思いが、私をバイク・プラモに向かわせているのは、疑いようもありません。

2014年6月14日土曜日

ハーレーFXE1200スーパーグライド(その38)

 
 気がつけば、今日で600回目の投稿を迎えました。
 先週来、中年のオジさんから体力と睡眠時間を著しく奪った仕事は、ヤマを越えました。でも、その代わりにサッカー・ワールドカップが開幕してしまい、再びプラモに割く時間が大きく奪われています。
  ラグにゃんさんから、「もっとカッコ良くなるんですよね」という鋭い突っ込みを頂戴しましたので、エキパイを作り直すことにしました。まずは素材の準備なのですが、手元には外径7.9mmのプラパイプ(上)しかありません。そこで、プラパイプに縦に切れ目を入れ(中)、ぎゅーっと無理やりくっつけて7mm径まで細くします。強度の心配があるので、裏側から0.3mmプラ板で補強してあります。

次に、エキパイのカーブをトレースするため、1mm真鍮線でガイドを作りました。これを頼りに工作を進めます。

準備しておいた素材のパイプを、角度を変えて切り刻むこと8ピース。 ようやく前側のエキパイと並んで、調和のとれたシルエットが見えてきました。

真横のアングルから。つなぎ目のガタガタは、この後エポパテを盛りつけて削り込むことで、なめらかなカーブを実現できるのではないかと考えています。
 やり直す前のバージョンと比べると、デザイン的にも大きく向上していると思うのですが、如何でしょうか。

2014年6月7日土曜日

ハーレーFXE1200スーパーグライド(その37)

 とてつもなく忙しい一週間が過ぎました。
 身体はボロボロ、寝不足で、鼻毛も伸びています。でも痩せません。こんなに忙しくては食べなければ倒れてしまうと、いつもより余計に食べてしまうからです。

 さて、プラモの方は進んでおりませんので、先週までの経過を。
後方側シリンダーから出るエキパイを工作します。
 曲げ加工の代わりに、カーブのキツイところに1.5mmプラ板を貼り付けては削りというやり方を試しています余りうまくいきませんし、時間ばかりかかります。

  ライターで炙って、えいやっと曲げてしまいました。裏側が肉抜きされていたキットのエキパイは、哀れグニャリとひしゃげてしまいます。わーお、どうしましょ。

エキパイ全体にエポパテを盛りつけて太らせ、地道に整形していくことにしました。急がば回れ。何年やっても学習していないことが露呈されます。
 それでも、前から見ると、なんとなく悪くない感じまでこぎつけました。

真横からのアングルではどうでしょう。
 前側エキパイの方は、やや直線的なカーブであるのに対し、後ろ側は丸みが強すぎるでしょうか。出っ張ったクランクケースとの干渉を避けつつ、2本のエキパイがカッコ良く並ばなければなりません。もう少し検討してみたいと思います。