2010年1月10日日曜日

CB750 Cafe (9)
















 外は雪です。なので、長時間、模型と向き合っていられるので、嬉しい限りです。
 業者から取り寄せている後輪用スポークの材料が届くまでの間に、後輪に関係する部分をいじることにしました。

 4つのパーツからなるスイングアームは、とても良くできています。ヒケも一切ありません。特に、通常はキットのままでは使えないチェーン引きの金具も、モールドをカッターの刃で深掘りするように若干修正してあげるだけで、金属に置き換えなくてもあとは塗装でイケそうです。ただし、チェーンカバーのステーがおかしなことになっていました。前方はスイングアームに空いた穴に直接刺さるようになっているし、後ろ側はスイングアーム内側に巨大な受けがでっぱっていましたので、穴は同色のプラ材で埋め、でっぱりは切り取りました。
 チェーンカバーそのものも、とてもぶ厚くて重たそう。ジャンク箱に直行かというところで思い直して、折角なのでちょいと遊んでみることに。工作に失敗したら、付けなければいいだけですから。。。という気軽な気持ちで適当に下書きをします。線に沿って肉抜きしてみたのが、2枚目の画像。う~ん、どうだろう。実際あてがってみて、見た目にうるさいようだったら、やめておきます。

 リアのブレーキドラム・カバーは、冷却効果と軽量化と見た目のトリプル効果を狙って、ちまちまと穴あけ。もちろん目測で規則正しく穴をあけられる筈もないので、下書きをちゃんとします。大きめの穴は一発で正確な位置に開けるのが難しいから、小さい道穴を開けてからね。塗装は、大好きな塗って磨く鉄色。先に完成しているエンジンのクラッチカバーとも良くマッチしているんじゃないかと、しばし自画自賛。

 サスペンションも出来が良く、スピンドルを金属線に置き換えなくても十分リアル。パーティングラインを消して塗装しただけ。年式の新しいバイクなら、オーリンズふうにサブタンクを追加するようなことも検討するところですが、このバイクの年代を考慮して、ここは敢えてシックな黒にしてみました(でも、車体のどこかにkoniのステッカーを貼っちゃうかも)。

4 件のコメント:

どろゑびす特急 さんのコメント...

フルスクラッチでなく既存パーツを加工するのは摺り合わせも最小限で済むし有効な手段ですね。
にしても単なるプレス品風でなくフランジを後付け風にしてる所が一手間かけててニクイです。

今日岡山の(車繋がりの)オフ会に行ってましたが、集合場所の道の駅、みやっちさん好みのバイクが多かったです。(ドゥカSS900、W3、トライデント、Ⅲ型GSX-R etc..)

みやっち さんのコメント...

その道の駅にいなくてよかったです。
実車ほど都合の良い資料はありませんので、他人のバイクだろうがこれチャンスとばかりに写真を撮りまくりそうですから(又は指くわえてジロ見する不審者となる)。

YASU さんのコメント...

雪ですか、こちらも雪が降りそうです。

スポークの張り替えはすごく参考になりました。
パーツを組み立てながらどうしていくか考える。
これもすごく参考になります。

みやっち さんのコメント...

>YASUさん
達人レベルの超絶テクはオヂさんには到底無理ですが、老眼の素人ができるレベルとして少しでも参考にしていただけるのであれば、嬉しいです。