前後ホイール関係のパーツは、ほとんどにメッキがかけられていますので、まとめてフランス製キッチンハイターに浸ってもらいます。このメッキ、なかなかにしぶとく、落ち切らないのです。でも気にしません。どうせヤスリかけますから。
さあて、またもや面倒くさいスポーク張替えに取り掛かりますか。なあに、面倒なだけで、手順は頭に入っています。先にハブのパーツだけを接着して、スポークを切りとばす。ハブは表面を整えた後、スポークをひっかける穴を左右に各20個、ピンバイスで開けてから塗装して待機。
リムは真っ二つになっていますので、たっぷりの接着剤で圧着します。じゅうぶんに乾いたら合わせ目をきれいに消して、ニップルの盛り上がりを丸く整えます。リム側の穴は、ニップル分を勘案して大きめの穴にします。穴の角度を間違えないように、オヂさんは、ものぐさなので、図面を引いたりすることはせず、リムにマジックなどで直接穴の角度を書き入れてしまいます。。。と、書くだけなら実に簡単、簡単。
とはいえ、目勘定でセンターを出すほどの眼力はありませんので、簡易な治具は作ります。使い回しだから汚いです。プラバンにコンパスで径を書いて、プラ棒で緩み止めを。特に、今回はリムよりもハブの幅が左右約0.5mmずつ広いので、リム側にその分の下駄を履かせて高さをそろえます。で、スポークは真鍮線又は虫ピンで。。。。
が~ん。0.6mm真鍮線の在庫がまったく足りません。急いでこちらの御用達業者のサイトをチェックしましたが、業者にも在庫切れが判明。ドイツの業者にもない。どうしましょう。キットのままいくか。そんな訳にはいかないよ~。だって太さはともかくも、スポークが交差しているところの高さが面イチなんだもん。
待てよ、こんなこともあろうかと、以前買っておいた他の径の真鍮パイプがあったことを思い出しました。がさごそ探す。あった、0.5mm径。うぅ、やや力感に欠けるか。かろうじて前輪用ならこれでもokか。ただし後輪用にはちと細すぎでしょう。この際、後輪用は0.7mm径のパイプで妥協せざるを得ないとして、どれどれ急いで発注しなきゃ。。。って、3セット9本しかないみたい。足りるかしら。。。
ってな訳で、スポーク張替え作業は、後輪については暫くペンディングとなってしまいました。ところでどなたか、実車のスポーク径をご存知な方がいらっしゃいましたら、教えてくださると有難いです。
実は、くやしいので業者に発注ついでに、日本では既に生産終了となっている(という有り難い情報を心ある方からご提供いただきました。)というMr.colorメタル系塗料5種類(金、鉄、ステンレス、スーパーメタリック06と07)を注文しちゃいました。いやぁこれが実に高い。おいそれと使うのが勿体なく思えてきました。もし、どうしても欲しいという方は、こちらの業者にどうぞ。カード払いができ、たぶん日本へも送ってくれます。http://www.oupsmodel.com/
2 件のコメント:
スポークの張り替えは身につけたい技術です。
この記事だけブックマークさせてもらいました。
次の段階もよろしくお願いします!!
YASUさん
世の達人たちに比べれば、つたないというか、大雑把なやり方なので、お恥ずかしい限りです。ちょびっとでもご参考になれば幸いです。
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