2014年12月25日木曜日

1/24 ウィリス・ジープ (その12)

  今回の作品は、ジオラマとも呼べない程度のささやかなジオラマにも初挑戦です。アクリルのディスプレイ・ケースの底に、何やら日曜大工で使いそうな毛羽立った素材を両面テープで貼り付けました。アパートのベランダ補修のための箱に入っていた大家さんの所有物なのですが、勝手に使っちゃってよかったのかしら。
 それから、ワインのコルク。

コルクを細かくちぎって、シートの上にばらばらと。石に見立てて、ひとつずつ木工ボンドで接着していきます。ケースの縁は念の為マスキングしておきました。

 上からグレイ・サフをばーっと吹いた後、アクリルのフラット・アースで石を中心にまだらに色をつけてみました。
 米軍(連合軍)は、シチリア島からイタリア本土に上陸してきたとのこと。
 イタリア南西部の海岸沿いは以前ドライブしたことがあるため、頭にイメージが残っています。断崖絶壁ばかりで、砂浜のビーチはほとんどありません。ですから、1944年当時の海岸沿いの未舗装道路は路面が相当に荒く、山から崩れ落ちたゴツゴツと鋭い岩がごろごろ転がっていたと想像できます。また、土の色は赤茶けてはおらず、きっと通るたびに白い砂埃が勢いよく舞い上がり、車体を汚したに違いありません。
 乾燥するのを待って、様子を見てみることにしましょう。ひょっとしたら砂を撒くかもしれません。
 
さて肝心の車体の方は、最終段階。ミリタリー模型の最大のお楽しみである「汚し」を施しています。今はチラ見せだけ。
 シャーシの下回り、フェンダーの裏側、タイヤ、車内の足元などに、フラットのアース系を重ねました。更に、あたり易いボディの角やよく触るグリップなどの箇所にメタル系でドライブラシをかけ、塗料が剥げた感じを出そうとしています。
 せっかくきれいに作った模型をどんどん汚していく作業はとても面白くて、病み付きになりそうです。が、やりすぎは禁物。ちょっとクールダウンして、つい筆が走ってしまった部分は車体色に戻したりもしました。
 
 てなことで、実は明日から3泊でバルセロナに出かけてきますので、戻ってきたら、次回、完成編をupできると思います。

2 件のコメント:

どろゑびす特急 さんのコメント...

ミリタリー系モデルは汚しにハマりますよね。
汚し方の参考にするのは建設機械(ユンボやダンプ)が良いでしょう。

自分も依然作ったガンプラの61式戦車、もう1輌作りたくなってます。
ただこれでジオラマ作るにはキットがデカすぎていざ作ると間違いなく置き場に困ってシャレになりませんw

みやっち さんのコメント...

>どろゑびす特急さん
コメント有難うございます。返信が遅くなりすみません。建設機械ですか、それは盲点でした。なるほどなぁ~。ちょっとググってみます。