2014年11月2日日曜日

HONDA CB1100RB2(その23:完成編)

 連載23回目にして完成です。製作日数約3カ月、まずまずのペースだと思います。
 今回の製作においては、少年の頃からのまさに憧れのマシンだった1100Rを自ら手掛けることができる喜びに胸をときめかしつつも、素材の良さを壊すことなくその魅力をより引き出すことを強く意識しました。そのため、うずく気持ちを抑えて、カスタムは最小限にとどめました。
 フロント19インチの胸を張った姿勢が特徴のRBでしたが、フロントカウルをRC/RDふうに加工したことによって構えが低くなり、よりプロダクション・レーサーと呼ぶに相応しいスタイルを身にまとうことに成功したと思います。
 
 バイクの顏となるそのカウルは丸目一灯から角目に変更し、進化の途中にあるプロトタイプを目指しました。非常にボリューミーなボディに、ホワイト/レッドの2色に割り切った大胆なカラーリングが、このバイクの良さをストレートに表現しています。また、ブラックアウトした集合マフラーも純正を思わせるメガホン形状とし、主張しすぎないデザインとしました。
 ガレージの前でずっと眺めているのも良し、箱根ターンパイクをルルルルルと流すのも良し、ひとときそんな妄想にかられます。
 1/6ビッグスケールの迫力と精密感を存分に堪能できる、素晴らしいキットでした。

HONDA CB1100RB 【ベースキット:TAMIYA1/6】

【主なカスタム・ポイント】
・フロント・カウル加工
・4in1集合マフラー
・フロント・ディスクローター大型化
・前後フェンダーのショート加工
・スィングアーム加工
・オイルクーラー加工
・キャブレター加工(スロットルワイヤー、エアファンネル)
・ハーネス追加
・自作デカール(一部)





お付き合い下さった読者の方々に感謝します。次回作品もお楽しみに。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

gallina

みやっちさん>お疲れさまです。
そして、完成おめでとうございます。
1/6なので完成した姿は見応えあるでしょう。どのアングルから見ても実車のようです。カウルの形状変更も自然だし、クリヤースクリーンも綺麗に仕上がってて、カッコイいですよ。
自分も同じ物をつくろうかなぁ~
あっ1/12ですよ(笑)

次回作、楽しみです。、

みやっち さんのコメント...

>gallinaさん
いつもコメントと応援ありがとうございます。大好きなバイクをカッコ良く作ることができました。
これからもお互いに楽しみましょう。

みやっち さんのコメント...

>gallinaさん
あ、gallinaさんが9万アクセスのキリ番を踏まれました。と言っても、何もご用意してなくてアレなんですが(汗)。

迷走 さんのコメント...

10代の頃の憧れのマシンであるCBR1100Rの製作記を負いつつ、近代のモーターサイクルデザインについて考えさせられています。大人が真の意味で惚れられる、そして長年に渡って愛でる事が可能なモデルが減って来ている様に思えてなりません。そうした意味では、こうしたマシンはますます遺産としての価値が増すように思えます。今後のモーターサイクルデザインの行く末を考えずにはいられません。完成おめでとうございます。

みやっち さんのコメント...

>迷走さん
コメント有難うございます。
同い年だけに、仰ることはいちいち頷けることばかりです。そして、10年10万km飽きずに乗り続けることができるバイクを、時間をかけて模索する迷走さんの悩みも、根っこは同じですね。