ローマに引越してきて以来、長らく机の上に放ったらかしにしていたカフェレーサー仕様のCB750。埃にまみれているだけでなく、ハンドルは折れ、ヘッドライトのレンズもシートも外れ、キャブレターは宙ぶらり。
1100Rが完成し、ちょっと手が空いたので、ここらでリハビリしてやることにしました。
まずは、サイドカバー。実は製作している時に気づいていながら、面倒なのでオミットしていた工作をします。ご覧のように、異常に膨らんだ形状で、かつ、取り付け位置が正しくありません。後ろすぎるのです。
あれ? 壊れた個所のリハビリではなかったのか。まあいい、ずっと気になっていたので。そうこうしているうちに、ヘッドライト・ユニットが明後日を向いています。
諸悪の根源は、この大きなオイルタンク。邪魔くさいったらありゃしません。そして、フレームのダウンチューブにもサイドカバーがささる穴があいています。実際には穴はありませんし、後ろ側のダウンチューブは丸見えになるべきなのです。
てなことで、オイルタンクは小さめのものを作ってしまいました。取り出し口にもちょいとした工夫を施しています。
そして、サイドカバー自体も幅を詰めます。点線を描いたリブの部分は切り飛ばし、更に削り込んでしまいましょう。ステーは、シートレールに取り付ける形にします。
取り付けてみました。左側が加工前、右側が加工後です。ライディングの邪魔をしていたサイドカバーがフレームに沿ってぴったりと納まり、しかも正しい位置にセットされました。気分爽快です。でも、代償として、エンブレムのデカールが剥がれてしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿