新シリーズの開始です。お題は、ホンダCB1100RB2。
1981年にデビューしたというこのRB2型は、生産台数の少なさ故、実車をほとんど見たことがありませんでした。これに続くトリコロール・カラーのRC型で初めてその存在を知り、しかし逆輸入販売価格には300万円近いプレミアが付いていました。少年の私にとっては、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーに匹敵する、まさに「高嶺の花」「憧れの的」だったのです。
少し興奮しながら、早速キットを開封してみました。部品点数があまりに多く、カメラのフレームに収まるように並べきれません。箱の上に置いた100mmのタバコと比べれば、その大きさが何となくお分かりいただけるでしょうか。とにかく外装パーツが大きくて、早くも圧倒されています。
このレジェンドとも言うべきバイク、果たしてどんなふうに作りましょう。
RB2の特徴は、前輪が19インチ(RC以降は18インチ)、ホイールはいわゆる裏コムスター、インテグラと共通の丸1灯ハーフカウル、完全なシングルシート、タンデムステップなし、ホワイトxレッドの塗装といったところでしょうか。
多くの人がそうであるように、私もこのハーフカウルの形状は好きではありません。では、RCやRDのいいとこどりをしてモディファイしてみるか、それともレーサーRCB1000の面影を追求するか、はたまた全くオリジナルなカスタマイズを試みるか、思考があちこちに飛びます。
手元にある資料をあれこれと眺めては、一つ一つのパーツのイメージを固めていく作業(妄想)は、実に飽きることがありません。一方で、現在でも未だ色褪せぬオーラを放つバイクに対する畏敬の念も強くあるため、たかがプラモとはいえ、排気管を交換する程度のことしか出来ないかもしれません。
前作のモトクロッサーのように、すいすいと工作が進むとは到底思えません。長い目で見守っていただければ幸いです。
2 件のコメント:
gallina
え~、みやっちさんCB 1100いっちゃいますか。 次回作に考えてたんだけどなぁ~(汗) 自分はカフェレーサーにしようかなと… 何にせよ、これは楽しみです。最近、人の制作記事が面白くて仕方ないです(笑)
>gallinaさん
お~っと、そうでしたか。
でも、かぶってもいいですよ。
コンセプトの違いを見比べるのも楽しそうです。
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