2012年10月14日日曜日

SUZUKI GSX1100刀 (30)

 4in1マフラーの後半部分のエキパイ工作です。
 プラパイプをきれいなカーブで曲げるのは、これまでの経験からも至難の業で、はなから諦めていました。そこで、斜めに角度をつけて輪切りにしたプラパイプをつないでいくことにします。
 集合部分を車体中央より右サイドに寄せていますので、エキパイの曲げ具合はミニマムで済みそうですが、それでもセンタースタンドへの干渉を避けつつ、曲げ角度や長さの調整を行うにあたっては、なんども車体にあてがってみて印をつけるなど、根気の要る作業になりました。完全に乾くのを待って、接着した箇所の角をヤスリで落とし、丸みをつけて曲線を出していきます。

 車体への取り付けは、サイレンサーからステーを直に出し、ステップバーと同軸に留めることにしました。ステーの位置調整も結構大変です。
 ダイシン独特の細身で小さなサイレンサーですから、マフラー全長も非常に短い方がきっと似合うと思いますし、時代考証にも適っていて、オヂさんの好みです。ヨシムラやモリワキの直管タイプより少し長いくらい、ああ、きっとモナカタイプのサイレンサーだったら、丁度この程度の長さだったでしょうか。また、最近流行の、上にカチ上げたような角度をつけることもしません。
 エキパイのふっくらとしたカーブと相俟って、形状だけなら85点くらいの出来か。

3 件のコメント:

ラグにゃん さんのコメント...

集合管も作ってみると大変ですね。
炙りながら曲げていき、火傷だらけの手がPOPヨシムラの様に見えると。
でもプラ材ではなかなか難しく,切った貼ったになってしまうのが orz!

有って無い様なサイレンサーも味の1つかと。

センタースタンドを残すのがみやっちさん流の粋でしょうね。

どろゑびす特急 さんのコメント...

エキパイの長さといい、サイレンサーの細い感じといい80年代の雰囲気満点ですね。
モリワキモナカは憧れのアイテムでしたがやっぱりこの時代だとフォーサイトですよね。プラモで自作するには相当面倒ですが。

みやっち さんのコメント...

>ラグにゃんさん
実物と同様、爆音仕様ですね(笑)。
センタースタンドは、ディスプレイ時の転倒防止のため、やむを得ず残すようにしてるんです。

>どろゑびす特急さん
こんな感じでしたよね。あの頃は。
フォーサイトは確かにフィンみたいな造形を正確に工作
できそうもなくて、モデラーとして怖気づきます。