2010年2月19日金曜日

納品


 本日、池袋の業者から国際通販の納品がありました。。。
 もとい。
 本日、池袋在住の出戻りモデラー仲間から、うれしい小包が届きました。おばあちゃんの聖地・巣鴨や、おタクちゃんの聖地・アキバ界隈をあちこち駆け回って、parisでは手に入らない貴重な材料の数々を入手してくれました。(あらためて多謝です。)
・プラ板 0.3mm、0.5mm、1mm
・デカールシート(白地)
・洋白線0.5mm径
・ステンバネ線0.6mm径
・TA線0.6mm径、0.5mm径、0.4mm径
・鉄線0.55mm径
・透明ナイロン・チューブ0.6mm内径、0.4mm内径
 使う前から、ヨダレが出そうです。
 各種金属線は、もちろんスポークがメインの用途です。洋白線やステンバネ線といった王道ともいえる材料も勿論抑えてあります。ただし、これらの王道素材がモデラーにとって経済的にかなりの負担を与えて(平たい表現では「足元を見た価格設定」)きていることに、オヂさんとしては以前から違和感を抱いていたものですから、今回は、池袋の仲間にリサーチをお願いしました。
 そのリサーチの成果が、TA線と鉄線です。双方で4種類の太さが揃いました。TA線は15m、鉄線は12mの長さで、お値段は各300円。外見はきれいにメッキがのっていて、あとは強度の問題だけ。1/6スケールでもスポークの長さは2.5cmからせいぜい3cm弱ですから、それほどフニャフニャしないようなら十分にOKです。
 王道セレブ素材の値段を考えれば、アホみたいにお得です。
 透明チューブは、釣り用具だったり電気関係の工事に使用されるものだったりしますが、バイク模型ではフューエル・パイプとしてガソリンコックからつないだり、キャブからつないだりします。また、GPレーサー派では、クリアー色で着色し、ブレーキ・パイプに見立ててマスターシリンダーにつないだりしますね。
 いずれも次作で試してみるつもりです。使ってみた結果をインプレふうに紹介しようと思っていますので、ご参考になさってください。
 なお、冒頭の出戻りモデラー、ご専門分野は軍事物、ラリー四輪、ガンプラと幅広いのですが、いずれもワビ・サビじゃなかった、汚し・錆を旨とするお方で、ガンプラは古いバンダイの200円ものに1年がかりで取り組むというツワモノなのですが、実は完全に出戻りきっていません。今、彼の手元にはサフ吹きっぱなしのラリー四輪が1年半ほど放置されています。
 しかし今回、オヂさんの依頼で買い物に走ったおかげでモチベーションが徐々に上がってきたのか、再び製作にかかることと、製作記録を本ブログで紹介することを約束してくれました。(パチパチ)
 。。。言っちゃったけど、よかったよね。

3 件のコメント:

どろゑびす特急 さんのコメント...

こういったマテリアル、海外でも売ってはいるんでしょうけど相場が分かりません。品揃えも各国で特徴があったりするんでしょうか。
釣り用のパイプってのは盲点でした。手芸店やホームセンターだけがマテリアル発掘の場所じゃないですね。

AFV系やってるとガンプラもついソッチ系で塗装しちゃうんですよね。何から再開されるのかな?再開されるのを楽しみにしてます。

YASU さんのコメント...

参考にさせていただきます!!

初歩的な質問ですが、
洋白線って何ですか??
TAって何ですか??
すみません、出戻りの初心者です(笑)

透明チューブは釣り具にあるんですね。
ネットでバイクモデル用を買ってました。

みやっち さんのコメント...

>どろゑびす特急さん
はい。そうやってどんどん背中を押してやって下さい。

>YASUさん
洋白線は別名ニッケルシルバー、耐食性の合金で、磨くと光ります。電気関係業者が導線として多用するTA線は、錫メッキ軟銅線で、柔軟性とハンダのノリが売りです。TA線は、オヂさんも今回はじめて知りました。