2015年11月23日月曜日

1/9 Harley Davidson WLA(その9)

 第9回目にして自立しました。
 シングルクレドールの非常にシンプルなフレーム、スプリンガーフォーク、スリムなVツイン・エンジンが作り出すフォルムが、とてもカッコ良い。リア・サスは勿論リジッド。シートをスプリングで支えるんだから、それでいいでしょ、と言わんばかりです。でも、案の定、実車のフレームはしばしば折れたそうです。
 下に積んである雑誌は、今回のモデルが古すぎるため参考になる記事が見つかりませんでした。

  この時代のハーレーは、チェーン駆動だったんですね。キットのチェーンはゴム素材の一体モノ。スプロケット(回転します!)に噛むことなく、その内側を通ります。ちと残念。これがエッチングの金属チェーンに置き換われば、リアリティが5段くらいアップするのでしょう。

 リア・ブレーキは、長~いロッド2本を介しています。このあたりの構造は非常に面白い。
 組むにあたっては、様々なパーツが関連しているために、各々の辻褄を完全に把握してからでないと角度を決めて接着することができません。ちょっとでも間違えると他と干渉してしまい、後戻りできなくなるからです。面倒な工作ですが、いちばん楽しいかも。

2 件のコメント:

ラグにゃん さんのコメント...

いろいろと苦労されているようですね〜。
チェーンは昔のプロターも2枚のスプロケットで軟質のチェーンを挟むというのがありましたね。
どちらが先かはわかりませんが、回転させたかったのでしょうね。

みやっち さんのコメント...

>ラグにゃんさん
こんにちは。
実は回転させたくて加工したのはナイショです(笑)。
手がかかる子ほど可愛いと言いますけど、手のかかり方が絶妙なキットは楽しませてくれますね。決して意図してそういうふうに設計しているはずはないだろうと思いますけど。