イタリア暮らしも2年を過ぎ、今更ながら先日はじめてフィレンツェをゆっくりと訪れてきました。ベタな旅行をあまり好まない私でも、この街に来たら見ないわけにはいかないと考えていたのが、赤い屋根、有名な橋、有名な美術館の3つ。
ということで、まずはミケランジェロ広場から見下ろすフィレンツェ旧市街の赤い屋根群。中央の大きな建物がドゥオモ(大聖堂)。絶好の天気とも相まって、朝一番に絵葉書どおりの景色を目に焼き付けることができて、大満足でした。
次いで、金や宝飾の小売商が軒を並べるベッキオ橋の夜景。昼間はさながらアメ横のような人込みで、地面が見えないほど。でも、そんな喧騒をよそに、とうとうと穏やかに流れるアルノ川には、カワウソの姿も見えました。
3つ目はウフィッツィ美術館。建物自体はどうということはないので、割愛しましょう。この時期は、入場の予約をしておかないと、チケットを求める長蛇の列に並ぶことになります。かくいう私も、夕方から並んだわけですけど、悪い予想に反して45分くらいで無事入館。ラッキーでした。
写真は、つき当りにドゥオモを臨む路地に無造作に停めてあった自転車。クラシックなデザインですが、ビアンキの新車です。街並みに似合いすぎですね。
因みに、ベッキオ橋の付け根あたりから川を超えて旧市街のほぼ全域が、ZTLという自動車乗り入れ禁止区域に指定されています。要所には監視カメラがあって、違反して侵入した車には、後からちゃんと反則金の請求が届きますのでご注意を。
旅行に出ると、たいてい太って帰って来ます。結構歩いているのに、それ以上に飲み食いしてしまうからなのでしょう。もとより、トスカーナ地方は美食で知られています。中でもフィレンツェのお勧めは、やはりTボーン・ステーキ。
投宿したホテルのダニエラさんから、ご主人の友人が経営しているというレストランを教えてもらい、スパークリング・ワインと共に舌鼓。肉が柔らかく、臭みもまったくなくて、絶品でした。こっそりサイトを貼り付けちゃいます。
http://www.touchflorence.com/
因みに、お店のソムリエに勧められて飲んだのはこれ。すっきりして美味しい微発泡の白です。ワインと同じ名前で東京の京橋にもレストランを構えているそうですので、ご関心のある方は一度訪れてみては如何でしょう。
http://www.vinvino-to.jp/collebereto/
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