2012年9月2日日曜日

SUZUKI GSX1100刀 (19)

 カタナ工作の再開は、リア・フェンダーから。
 キット部品のフェンダーは前後2つのパーツに分かれていますが、その前半部分のおいしいところだけを使って、インナータイプに加工していきましょう。

 余計な部分を切り取った後、チェーンラインが干渉する箇所に、逃げを設けます。フェンダーに切込みを入れ、そこへプラ板を緩やかに貼り付けました。
 また、スイングアームに取り付く部分には、接着面を確保するためにプラ板を貼り付けて、少しだけ幅を広げてあります。

 続いて、オイルクーラー。
 キット部品は、変なサイドカウルに隠れてしまうのをいいことに、ディーテイルが思い切って省略されています。 オイルパイプの取り出し口すらありません。これでは何も冷えません。
 別途工作中のフロントカウルではサイド部分が無いため、オイルクーラーが露わになります。相当に目を引く箇所でもありますので、ここは是非、何とかしたいところです。

 0.5mmプラ板で上下から挟み、サイドで2本ずつのシャフトを通して留める形のフレームを追加しました。また、底部2箇所にオイルホースの取り出し口を2種類のナットで設け、U字形の金属ホースを再現しました。1mm真鍮線を筆の柄の部分で曲げ、ゴムホースを被せています。
 オヂさんは、アールズふうの赤や青の派手な色がついたナットは、主張が過ぎるので嫌いです。また、ワイヤー入りの2本のオイルホースを、エンジンのサイドからこれ見よがしに取り回すやり方も、ミーハーチックで嫌いです。ですから、ホースの取り回しはオイルクーラー裏からシリンダーヘッドの上へと、見えないルートで通すことにします。

3 件のコメント:

ラグにゃん さんのコメント...

みやっちさんお帰りなさい。

PARISも行ってみたいですが,色んな事情で(笑)
仕方ないので日本でボルドーワインのお世話になっています(爆)

さてカタナ,アウターフェンダーもレスですか。
後ろがかなり軽くなりそうですね。

ところでフロントのルーバー,GSX1000Sのみがオイルクーラーが付いていたようで,SZやSMはただの飾りのルーバーでしたね。

いかにもと言うたたずまいでしたが?

YASU さんのコメント...

今月の雑誌に刀の作例が紹介されているのを見て、
みやっちさんの刀も見て、
刀を作りたくなりました。
持ってるんです1/12ですけど。
同時多数製作ですから
一台くらいふえても同じだろうと思い、
手をつけてみようかと(笑)

みやっち さんのコメント...

>ラグにゃんさん
あーなるほど、あれってダミーだったんですね。
どうりで。ところで、1000Sって、レギュレーションの
ためだけに少数生産されたんでしたっけ。
今後ともお気づきの点、教えてくださいね。

>YASUさん
おー、YASUさんとスペンサーCB以来のシンクロ製作に
なりますね。大いにやりましょー。
その雑誌、多分見ました。80年代バイクの特集ですよね。