2012年9月22日土曜日

単身モデラーの食卓

 プラモ作りが余りはかどらなかったときは、こんな記事でお茶を濁すことにしましょう。
 去年の暮れから続けている単身赴任生活は、何だかんだ言いながら結構板についてきています。とはいえ、仕事のある平日の食事は、どうしてもパスタなど簡単なものに走ってしまい、決して自慢できたものではありません。ですから、その分、週末になると美味いもんが食いたいなぁという欲求にかられ、少し気合を入れて、男子厨房に立つのです。
 てなことで今日は、豚肉ロースを味噌漬けにしてみました。フライパンでじっくりソテーし、カリカリになったニンニクを上にのせます。仕上げに、南仏名産カマルグ地方の美味しい塩をふりかけました。
 脇に添えたのは、ロケット菜と、モッツァレラチーズ。スーパーで一つから売っています。オリーブオイルとバルサミコ酢をほんの少しかけて。厚切りパンと、勿論ワインです。

 今日のワインは、ボルドー派のオヂさんとしては珍しく、南仏の中心都市アビニョン産のシャトーヌフ・デュ・パップの2010年をチョイスしました。グルナッシュやシラーといったローヌ河下流地方に特有のセパージュ(葡萄の種類)を軸に、最多で13種類のセパージュを混ぜ合わせる製法が許されているものです。
 ひと口目から角がない優しくまろやかな味わい。グルナッシュの土臭さも上手に抑えられていて、豚肉にもピッタリでした。パクパク、ゴクゴクと、あっという間にお皿の料理をたいらげてしまいました。そこそこ満足。
 が。。。う~ん、欲を言えば、この時期ならやっぱり、うずらやトナカイなどのジビエ(獣肉)をイチジクのソースで、何種類ものキノコを添えて、なんてのが最高だったのでしょうねぇ。
 ま、いいか。いかがでしょう。ちょっとだけフランスっぽさを感じていただけたでしょうか。

2 件のコメント:

ラグにゃん さんのコメント...

こりゃ又美味しそうな。

ローヌのワインは余りはずれが無いのでよく買っていました!
もちろんジビエ料理にもよく合いそうです。

でも味噌浸けにワインって?

美味しければ問題無しですが(笑)


アメリカに出張中はロバートモンタビとステーキでしたが(爆)

みやっち さんのコメント...

>ラグにゃんさん
コート・ドュ・ローヌにはずれなし。よくご存知で。
フランスに住んでいると、どうしても加州ワインには
触手が動きませんが、ロバートモンタビなら、ナパ・
バレーの景色が脳裏に広がりますね。今度探してみます。