プラモ作りが余りはかどらなかったときは、こんな記事でお茶を濁すことにしましょう。
去年の暮れから続けている単身赴任生活は、何だかんだ言いながら結構板についてきています。とはいえ、仕事のある平日の食事は、どうしてもパスタなど簡単なものに走ってしまい、決して自慢できたものではありません。ですから、その分、週末になると美味いもんが食いたいなぁという欲求にかられ、少し気合を入れて、男子厨房に立つのです。
てなことで今日は、豚肉ロースを味噌漬けにしてみました。フライパンでじっくりソテーし、カリカリになったニンニクを上にのせます。仕上げに、南仏名産カマルグ地方の美味しい塩をふりかけました。
脇に添えたのは、ロケット菜と、モッツァレラチーズ。スーパーで一つから売っています。オリーブオイルとバルサミコ酢をほんの少しかけて。厚切りパンと、勿論ワインです。
今日のワインは、ボルドー派のオヂさんとしては珍しく、南仏の中心都市アビニョン産のシャトーヌフ・デュ・パップの2010年をチョイスしました。グルナッシュやシラーといったローヌ河下流地方に特有のセパージュ(葡萄の種類)を軸に、最多で13種類のセパージュを混ぜ合わせる製法が許されているものです。
ひと口目から角がない優しくまろやかな味わい。グルナッシュの土臭さも上手に抑えられていて、豚肉にもピッタリでした。パクパク、ゴクゴクと、あっという間にお皿の料理をたいらげてしまいました。そこそこ満足。
が。。。う~ん、欲を言えば、この時期ならやっぱり、うずらやトナカイなどのジビエ(獣肉)をイチジクのソースで、何種類ものキノコを添えて、なんてのが最高だったのでしょうねぇ。
ま、いいか。いかがでしょう。ちょっとだけフランスっぽさを感じていただけたでしょうか。
2 件のコメント:
こりゃ又美味しそうな。
ローヌのワインは余りはずれが無いのでよく買っていました!
もちろんジビエ料理にもよく合いそうです。
でも味噌浸けにワインって?
美味しければ問題無しですが(笑)
アメリカに出張中はロバートモンタビとステーキでしたが(爆)
>ラグにゃんさん
コート・ドュ・ローヌにはずれなし。よくご存知で。
フランスに住んでいると、どうしても加州ワインには
触手が動きませんが、ロバートモンタビなら、ナパ・
バレーの景色が脳裏に広がりますね。今度探してみます。
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