2012年8月19日日曜日

Mariage sur Seine

 とても暑くなった昨日、Parisに暮らす友人の結婚式にご招待いただきました。
 高級ブティックが立ち並ぶサンジェルマン・デプレからほど近いSaint Sulpice教会では、当日までに何べんも打ち合わせをしたと友人が言っていたのに、本番になってみると台本にないオシャレなアドリブをじゃんじゃん繰り出すダンディな神父様の進行の下、一般の観光客も自由に列席し、なごやかでとても素敵な挙式でした。

 夜は場所を替え、カッコイイ船を貸しきってのセーヌ河クルーズ・ディナー。8時頃に船着場をゆっくりスタートしてから、先ずはデッキでシャンパンとカナッペ。オルセーや、シテ島や、カルチェラタンあたりの見慣れた景色も、船の上から改めて眺めると、とても新鮮に映ります。
 やっぱりParisの街は美しい。そりゃ一歩裏に入れば汚いところもたくさんあるし、生活してみると嫌になってしまう部分もたくさんありますが、それらを踏まえた上でなお、多くの人を魅了し続ける美しさがこの街にはあります。
 やがて陽も暮れると、船内のテーブルに移り、フレンチのコース。エッフェル塔のライトが灯く頃には、ケーキ入刀ならぬマカロンタワーが、幸せなお二人のお祝いに花を添えていました。

2 件のコメント:

迷走 さんのコメント...

何とも楽しそうな式と素敵なパーティー会場ですね。
挙式されたお二方のセンスが偲ばれます。

全く知らぬ方々ですが、どうぞ末永くお幸せにと
願わずには入られません。
ここのところワインが進みそうなゆったりした晩を、
連続して過ごされている様で何とも羨ましい限りです。

みやっち さんのコメント...

>迷走さん
この日のために節約生活をしてきた若い二人が、
お世話になっている人たちを招いて乾坤一擲の
華やかなパーティ。それだけでも幸せをずっと
応援したくなります。
最近はそうでなくてもワイン漬けで、スーパー
で10ユーロも出せば間違いないものが買えます
から、やめられません。