2023年4月9日日曜日

スイング鑑賞その3(古江彩佳クン)

  エンゼルスのホームでのシーズンが昨日開幕した。明日のブルージェイズとの第3戦は、今シーズン初のスタジアム観戦、先発はデトマースの予想だ。大谷君の無料グッズをゲットして、気持ち良く応援したい。そして、今週はマスターズ・ウィークでもある。雨でしばしば中断している今大会、今のところ米国のブルックス・ケプカがトーナメントを大きくリードしている。松山君も奮闘中だ。

 そんな忙しい最中ではあるが、朝は近所で軽くジョギング、昼間は家からいちばん近いゴルフ場のレンジで練習。85球で15ドルだから、今のレートだと1球24円ほどか。決して安くはないので、割と時間をたっぷり使ってスイングのチェック。

 てなことで、今回は、私が考えるアマチュア・ゴルファーが理想とすべきスイングの持ち主、古江彩佳クンのスイング鑑賞だ。昨年は、全英女子オープンの前哨戦となるスコティッシュ女子オープンで米ツアー初優勝を遂げると、さくっと凱旋帰国も果たして、日本のファンにさらに強くなったところを見せつけてくれた。西村優菜クン、吉田優利クンといった大人気選手たちが名を連ねる、いわゆるミレニアム世代とかプラチナ世代と言われる同期の中で、アマチュアとして参加した大会で優勝し、最初にプロ資格をゲットしたのもこの人だ。

 この動画ではレインウェアを着込んでしまっているので、身体の使い方が分かりにくいかもしれない。コンパクトでシャープなスイングは他の多くの一流選手と共通するところではあるが、この人が素晴らしいのは、シャフトをしならせてボールを捉える、俗に言う「クラブに仕事をせさせる」のが抜群に上手いこと。そして、岡本綾子さんを彷彿とさせるのが、ドライバーからウェッジまで同じスイングだということと、圧倒的な再現性の高さがショットとスコアの安定性を裏付けている。

 この試合では残念ながら予選カットラインに僅かに届かず、悔しい結果となった。しかし、ショットは全く悪くなかった。パッティングが入らなかっただけというように見えた。

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