2015年3月24日火曜日

ピレリが中国の企業になってもうた。。。

 イタリアが世界に誇る老舗タイヤ・メーカーのピレリが、中国の企業に買収されました。ブランド名は残るとのことですが。。。
 実は、ピレリには昔から個人的に強い思い入れがあったので、正直なところ残念でなりません。少年期をスーパーカー・ブームやハコスカだケンメリだという中で育った私にとって、ピレリは憧れのタイヤでした。中でも、細かいパターンのP7は、すっかり時代遅れになってしまった今でも、私の中では最高峰のタイヤの一つと言って良いでしょう。
 もう20年以上前のこと、人生で初めて新車を購入しました。4ドアのルノー19でしたけど、納車から間もなくタイヤ・ショップに行き、真新しい純正のアロイ・ホイールをタイヤごと下取りに出して、インチアップしたBBSに50扁平のピレリP7を装着しました。ショップから通りに出た途端に車体の安定性が格段に向上し、ステアリングを握る手が汗でびっしょりになるほど興奮したのを、今も鮮やかに覚えています。


 また、オジさん世代のバイク乗りにとって、ピレリは、メッツラーなどと並んでこれまた高嶺の花、憧れのブランドでした。特にファントムは、そのパターンの独創性や高いグリップ性能から、バイク少年たちに大きな衝撃を与えました。


 グローバル競争社会では、たとえ大手老舗企業であっても、生き残りをかけてこうした大型のM&Aが行われることは最早避けようがない流れなのかもしれません。今やボルボも中国企業の傘下ですし、プジョー・シトロエン・グループにも中国資本が入っています。
 ただ、老舗企業には、伝統、スピリッツ、そして熟練のスキルを持った技術者たちがいるものと信じたい。そして、永年に渡り継承されてきたブランドの魂のようなものまでもが、資本の身売りの中で廃れていく、或いは変化を余儀なくされてしまうとすれば、一人の消費者を超え、一人のファンとして一抹の寂しさを禁じ得ないのです。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

gallina

この記事を読んだ瞬間、あっちゃ〜ここにも中国かよ〜と思いましたよ。色んなところに中国企業が参入していて、中国経済が崩壊したら
どうなるのだろうと心配になります。
あぁ〜あ、ピレリもか…

迷走 さんのコメント...

私の周囲でもこの話題でおおいに賑わっています。現在、2輪市販タイヤの最高峰と言っても過言でないPIRELLIの性能が、某国傘下になった事でこれまでの品質が維持されるのかどうか、果たして今後の開発が今まで同様に進むのか、危惧する声がほとんどです。私自身もバイクに履かせているタイヤは2度連続でPIRELLIを選択しているので、今後の同社の行方が非常に気なっています。

みやっち さんのコメント...

>gallinaさん
「ブルータスお前もか」と叫んだシーザー(カエサル)がイタリアの王様だったのは何かの偶然でしょうか。何とも脱力してしまうニュースでした。

みやっち さんのコメント...

>迷走さん
ライダーたちにとっては、ホント他人事じゃないですよね。中華製=ダメという訳じゃ必ずしもないんでしょうけど、これまでのクオリティ維持を期待するのは難しいのかもしれませんね。