こんな画像が最初に出てくるときは、模型製作が思うように進んでいないということを意味しています。ま、年度末だし、いろいろあるのですよ。
てなことで、これは1970年にフランスで発行された絵本の表紙。タイトルは、見たまんまですが「La R4 de Papa」(パパのルノー4)。
絵本と言っても童話の類ではなくて、明らかにターゲットは車好きの男の子たちなのでしょう。車の構造やらインパネの説明やらといった、テクニカルな解説が16頁にわたり紹介されているそうです。
実はこの絵本、シトロエンDSやフィアット500など、当時の名車たちをシリーズ化したものだそうで、お好きな方は洋書専門の古本屋などで探してみるのも面白いかと。
さて、同音異義語どころかそのままの表記で、「パパのルノー4」にはもう一つの意味があるのです。そう、パパ(ローマ法王)のルノー4です。
イタリアのとある老神父さんが、20年30万km乗ったルノー4を、現法王のパパ・フランチェスコにプレゼントしたそうなのです。上は、さながら喜び勇んで乗り込もうとするパパと、それをたしなめる側近たちの図といったところか。「ダ~イジョーブ。私も以前ルノー4を所有していたことがあるんだから」と言うと、不安を隠せない警護隊を尻目に、颯爽と走り去ってしまったとか。パパ、カッチョイー!
2 件のコメント:
みやっちさん、こんばんは。
こうした話題は一般的なニュースとして報道され、誰でも知っている話なのでしょうか。こうしたエピソードを知るとなんだかホッとして、法皇様がより身近に感じられますね。
>迷走さん
こんばんは。
このニュースは、報道されています。誰からも親しまれる庶民的な人が宗教のトップにいるというところに、大きな意味があるのでしょうね。パパ・フランチェスコは依然、ハーレーも寄贈されましたけど、流石にそれは乗らなかったようです。
コメントを投稿