ローマにも春(プリマベーラ)がすぐ手の届くところまで来ています。
3月初旬頃からいつでもコートを脱ぐ準備はできているのに、イマイチ気温が上がり切らない毎日で、ローマ・マラソンが行われている今日も、ときおり冷たい雨が落ちています。
写真は、アパートの台所の窓から望遠で撮った隣家のアーモンドの花。日本のソメイヨシノとほぼ同じ時期に、桜とそっくりの花をいっせいに咲かせ、ローマの街角を彩ります。これが咲くと、ああ春なんだなぁと。(機材:EOS30D、EF70-200F4L、焦点距離200mm)
さて、このブログでもしばしばご紹介しているローマ法皇フランチェスコさんですが、先日、今年の12月8日(聖母受胎告知の日)から来年11月20日までのほぼ一年間を、聖年(ジュビレオ)に定めると発表しました。本来ジュビレオは25年毎に行われるもので、直近では2000年、次回は2025年のところを、特別の聖年と定めると決めたのです。
聖なる年のクリスマス・イブから、普段は閉められている聖なる扉が開くローマの四大聖堂(※)を参拝した者は罪が許されるとされており、世界中から推定数百万のキリスト教信者が巡礼の旅をしに来ることが予想されます。20年に一度の伊勢神宮の大祭のような感じでしょうか。という訳で、ローマに旅行で来られる方は、それを踏まえて計画されることをお勧めします。
(※)ローマ四大聖堂
サン・ピエトロ大聖堂、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂
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