2014年7月5日土曜日

YAMAHA YZ250(その2)

シリンダーヘッドの冷却フィンは、こんなふうに内側から1枚ずつ重ね貼りしていく仕組みです。この作業、やってみると実に楽しい。

きれいに並べたヘッドフィンのエッジを整え、磨いてみました。インストでは、ヘッドの部分だけ、エッジをメタル塗装しなさいとなっています。でも、ブラックのままでも充分に美しく、カッコ良いです。

フレーム、スイングアーム、エンジン、モノコック・サス、キャブ、エアクリーナーが仕上がりました。私の工作スピードとしては、異例なくらいの速さです。理由は2つあって、ひとつには初めて手がけるモトクロッサー故、どこをどうイジってよいのか分からないのです。今ひとつは、流石はレーサー、極限まで無駄のないシンプルな構造なので、部品点数が少ないということでしょう。フレームなどは、こんなに細くて大丈夫?ってくらい華奢に見えます。

問題はこのエキスパンション・チャンバー。いわゆるモナカタイプというのでしょうか、貼り合わせ構造なのです。が、ご覧のとおり貼り合わせの位置が途中からガクっとずれていたり、へんなところにステー用の穴が開いていたり。サイレンサーの形状も、時代だから仕方がないとはいえ、お世辞にもカッコ良いとは言えません。
 チャンバー工作は、この作品の肝と考えていたので、ここは少し時間をかけて取り組むことにします。

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