2014年7月13日日曜日

YAMAHA YZ250(その5)

  今日は、スポーク張りに着手しました。
 ということは、つまりキットのホイールとタイヤを使用することになるわけで、ずっと悩んでいたオンロード化、即ちモタード化には向かわないということです。多分。
 
  先ずは前輪から。こちら側のハブは、ちゃんとスポークをひっかける穴が開けられるので、作業はやり易いでしょう。

反対側のハブ。右側と左側では、スポークの長さも、パターンも異なるのですね。これでちゃんとバランスがとれるのか、ちょっと不思議です。

ハブの表面に、小さな凸がいくつも見えますが、これはスポークの頭を表現したものです。 凸の代わりに穴を開けて、先端が丸まってて直後に曲がってるスポークをハメればいいのね。ふむふむ。って、そんなことできるか~い。到底無理というものです。どうしましょう。

とりあえず、ハブの部分を切り離して、表面を整えました。ドラム側には0.6mmの穴を開けています。

準備したのは、0.5mm径の洋白線と、園芸用の被膜線。被膜線は中の芯線を引き抜いて、チューブだけを使います。同じ長さに切った洋白線に差し込んで、ニップルに見立てます。

治具を作りました。高さの調節は、リムからスポークを切り離す前に済ませておきましょう。

外側のスポークから順に張っていきます。瞬間接着剤で、塗装済みのハブに直接くっつけていきます。片側全部が張れたところで、更に瞬間接着剤を流し込み、固めます。 片側を張り終えた状態で、既に相当がっちりとしています。

ひっくり返して、反対側を、今度は内側のスポークから張っていきます。ニップルの付け根と、リムの裏側に瞬間接着剤を流し込み、完全に固まったら、リムから飛び出したスポークの余りを切り落としましょう。後でリムを塗装すれば完成です。
 この作業、充分に気をつけてやっていたつもりでも、切り口が鋭い洋白線を2度も指に刺してしまいました。でも大丈夫、刺したところは瞬間接着剤で一発完治です。
 前輪だけで1日かかってしまいました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

gallina

みやっちさん、こんにちは。
YZ 250の進行具合はいかがですか?
自分もいつか挑戦したいキットです。
スホーク貼り替え参考にします。
旧車制作には避けてとうれない工程ですね。

みやっち さんのコメント...

>gallinaさん
スポーク張り、面倒だけど楽しいです。
上手くいくと精密感がぐんと上がりますからね。YZの作例は余り見かけないので、頑張ります。