2014年7月23日水曜日

YAMAHA YZ250(その8)

この型のYZ、機械的な性能は抜群なのに、タンクやシートの外装デザインが何だかもう絶望的にカッコ悪いのです。1970年代のスタイルを、現代のモトクロッサーやモタードのそれと比べるのは無理があるものの、とは言え同じ時代に名車TZを作ったYAMAHAワークスとは思えないくらい「ダサい」のです。それともロードとモトクロッサーでは、開発チームもデザイナーも全く別だったのでしょうか。

これがキットのフューエルタンク。特に、タンク後方の、雪で作ったうさぎみたいな膨らみが中途半端さを醸し出しています。

なので、切っちゃいました。あ~あ、やってしまった(いつものことだけど)。

人が見てないうちに急いでプラ板で穴を塞ぎ、整えてみました。おっ、いいじゃないですか。まるで何事もなかったみたいに、自然に仕上がっています。
 この調子で、羊羹のような最悪のシートにも手を加えて、なんとか見栄えのするスタイルを目指すことにしましょう。ただし、現代のモデルを意識した、しゅっとシャープなデザインを模すのではなく、そこは時代考証を大きく裏切らない範疇で、モディファイを試みることにします。

4 件のコメント:

YASU さんのコメント...

ヤマハ党の私は今も昔もヤマハならなんでもかっく良くみえるんです。
これもぜんぜんOKなんですが、
みやっちさんのイメージはその上を行っているようですね。
素のかっこよさを超えるイメージをいつも提示されるので、それが今回も楽しみです。

ラグにゃん さんのコメント...

この頃のモトクロッサー、シートはクッション優先で作られていましたね〜。

スズキのRH70なんかも同じ形ですよ。
ジャンプして降りる時やウオッシュボードを乗り切る時に尻が痛くならない様にとの配慮だった様です。
良く言えば機能優先ですね(笑)

みやっちさんの手でそんなシートに生まれ変わるか楽しみですよ。

みやっち さんのコメント...

>YASUさん
しまった。YAMAHAファンの皆がみんな、YASUさんみたいに優しくないかもしれないのですね。怒られないように、カッコ良くしなきゃいけませんね。

みやっち さんのコメント...

>ラグにゃんさん
機能優先、質実剛健、何も悪くありません。でも、ちょっとだけ見た目も気にしたいのが、人情というものですね。楽しみにしていただけると、張り合いが出ます。