創業1821年という老舗の大手ワイン屋さん「TRIMANI」の社長さんに会ってきました。
かたくなに世襲を貫き会社の歴史と看板を守り続けてきた誇りを、柔らかい人柄というオブラートに包んだ素敵な紳士です。
地下の蔵には常時何本くらいを所蔵しているのですか? フランスからやって来た日本人の下世話な質問にも、「本数は問題ではないのですよ。足りなければ買い付けるだけですから」と、笑顔で返すスマートさ。
生産農家やリストランテとの商談に忙しいだろうに、イタリア・ワインのイロハの「イ」の手前ぐらいのところを英語で丁寧に説明してくれた後、20メートル先に同社が家族で経営するワイン・バーで、スパークリング・ワイン(イタリア産ですので、当然シャンパンと呼んでは失礼なのです)をふるまってくれました。
地方によって全く異なる品種のブドウを使ったイタリア・ワイン。とても奥が深そうです。
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