2011年9月25日日曜日

悲喜こもごも



 雲ひとつない快晴の土曜日、パリ環状線からA4号線を東へ約30分、ユーロ・ディズニーランドの一角にあるGolf de Disneylandへ行ってきました。

 浮島のグリーンや、ピートダイふうのバンカーなど、ややトリッキーな(悪く言えばミーハーちっくな)設計もところどころに見られるものの、全体としてはアップダウンも少なく、好感の持てるコースです。

 ふと、1999年カーヌスティで開催された全英オープン(the Open)が思い出されます。

 最終日、17番ホールを終えた時点で3打差のトップに立った無名のフランス人、ヴァン・デ・ヴェルデ。初優勝は確実と思われた最終ホールで、ティショットを曲げ、リカバリーショットも観客席、次いで水にまで入れてしまった彼は、トリプルボギーの大叩き、結局プレイオフで逆転負けを喫してしまいました。

 優勝者としてではなく、悲劇の主人公として一躍有名になったヴァン・デ・ヴェルデですが、ここGolf de Disneylandのティーチング・プロであったということは、昨日まで知りませんでした。

 私たちアマはいつも、大叩きしてしまった後、冷静になって振り返ると、「どうしてあんなに無理しちゃったんだろう」と反省します。でも、何度反省しても、「ハマってしまう」のがゴルフでもあります。

 この地味で華奢な「ヤサ男」といった印象のフランス人プロも、きっと大舞台の優勝がかかった18番ティグラウンドで、既に真っ白になってしまったのでしょう。かえって好感が湧いてきました。

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