2011年9月4日日曜日

手長猿いじり(18)

 本当に久方ぶりに、模型工作と向き合いました、工具箱を取り出して、老眼鏡をかけ、緑色のマットをテーブルに敷いてみたら、 ちょっとやってみようという気持ちが湧いてきました。よかったよかった。
 てなことで、マフラーの取り回し。
 ツインの集合じゃなくて、シングルの2本出しです。1本の部分、枝別れの部分、サイレンサーに続く部分と、それぞれの部分は、キットのノーマル部品やプラ棒をライターで炙って手曲げ加工を予め施してありましたので、今日は、サイレンサーの位置決めをした上で、各パーツを接着剤とエポパテでつなぎ合わせる工作。
 エンジンの真下を通る部分が複雑にカーブしているため、左右に分かれた後も、微妙に形状が異なります。厄介な工作でしたが、乾いてからハミ出たパテをそぎ落とすと、なんとなくそれらしい形に収まりました。この後、サフを吹いて、耐熱ブラック又はステンレス色に塗装します。


 もう一つは、フューエルタンク。

 手前のお腹があたる部分は、上からストンと切り落としたような形状でした。しかしこれが以前から気に入ってませんでした。

 そこで、角にエポパテを盛りつけて、少しだけデザインの工夫を施してみました。ほんの僅かなことですけど、随分と印象が異なると思います。ちょっとだけ、実車寸法のケミカルウッドから、カンナのようなカッターで新車の形を生み出していくカーデザイナーになったような気がしました。

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