パリを出発して西に小1時間、giverny(ジベルニー)へ印象派の巨匠クロード・モネの生家を訪ねました。教科書で必ず一度は見たことがある睡蓮の池。開園の9時半に丁度間に合うよう到着したのですが、入り口には既に30人ほどの列が。蓮の花が咲くこの時期、この後は観光バスが続々と大量のツーリストを運んできます。人ごみでごった返す前に庭園を回ることができました。
午後早く、セーヌ川の河口にあたるle havre(ル・アーブル)に到着。工業地帯、港、住宅を上手に配した都市計画の優秀さが評価され、街全体が世界遺産になっています。まあ、観光地としては今ひとつながら、道路の幅や駐車場、公園など、なるほどなかなかゆったりしていて、じわ~っと心地良さが感じられて、好印象を抱きました。
夜は、ホテルでお勧めのレストランを訊いて、ノルマンディの海産物三昧。これを楽しみに来たようなもんです。カニ、エビ、ツブ貝が実に旨い。この日は生ビールと白ワインでイイ感じに出来上がってしまいましたが、観光者には地元の林檎を原料とするシードルやカルバドスがお勧めです。
一夜明け、ノルマンディ橋を渡って車で僅か20分程度のHonfleur(オンフルール)へ。箱庭のような可愛らしい港町です。しばし散策した後、ここから僅か数キロ先、G8サミット直後のDeauville(ドゥービル)で昼食をとりました。街の中心に土曜のマルシェが出ていて、観光客と地元の人たちで賑わっていました。
明日はフランス全土からパリへ帰ってくる人たちで、どこの幹線道路も大渋滞が予想されます。我が家は、連休の初日と最終日を避けた(本当はホテルがそこしかとれなかったんですが)のが奏功して、往路と同様、約200km弱の復路のドライブも、至極快適でした。
2 件のコメント:
素晴らしい風景と美味しそうな料理写真、ご馳走様でした。
日常から一歩踏み出して旅行に出ると
なぜこんなにも心豊かに過ごせるのでしょう。
みやっちさんご家族の楽しそうな様子が想像できます。
私も日本で日帰り旅行を楽しんできたばかり、
場所は沼津ですがおおいに共感しました。
>迷走さん
沼津の記事拝見しました。
何だか蓮の池とよく似ていて、驚きました。
水には人を癒す力がありますね。
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