2011年6月19日日曜日

手長猿いじり(12)

 工作がなかなか進まなかったのは、フレームに迷っていたからでした。

 アメリカン・スタイルのマグナは、フロントフォークのキャスター角を思い切り寝かしているので、ここにメスを入れない限り、このバイクが持つ性格は変わりません。とはいえ、フロントの付け根を切り離してしまう度胸がなかなか固まらなくて、いじいじした一週間が終わる寸前の日曜の夜、ようやくノコギリを手にしました。角度を変えるため、上のメインパイプにプラバンを1枚かませています。完全接着までしばらく待ちましょう。

  もうひとつの悩みどころは、シートレール。上からシートカウルがかぶさることを折り込みつつ、リアホイールとの離れ具合、ブレーキランプなど様々な部品との関連を気にしなければならず、結構てんぱってましたが、何とかここまでこぎつけた感じ。早いとこフレームに塗装しちゃって、先に進みたいな~。

2 件のコメント:

迷走 さんのコメント...

実車のバイクでもフレームに手を入れることは
ある種禁断のチューンであり、軽い気持ちでは
とても踏み切ることの出来ない領域です。
みやっちさんの試行錯誤の過程を拝見していると
実車をイジルのと何ら変わらない点(気持ちの上でも)が
とても興味深いです。
今後の展開も楽しみにしています。

みやっち さんのコメント...

>迷走さん
オヂさんが模型に向かうときのエネルギーは、
実車をいじりたくてもいじれない欲求不満に
こそあります。自分が乗りたいカスタムバイ
クしか作らないのも、そうした理由なんです。