2010年9月26日日曜日

XS Eleven Midnight Cafe(17)

 バックステップの工作の続きです。
 ブレーキペダルは、ノーマル風のルックスを維持するため、キット部品を短く加工しました。ペダルの取り付け位置はオリジナルのままですから、実車ですと相当ストロークが短く、微妙なタッチが要求されるブレーキになってしまいますけど、まあそこは模型ですから、マスターシリンダーを調整すれば対処可能と考えることにしましょう。
 因みに、シフト側は、チェンジレバーを反対に付けて、逆シフトにしました。
 少年の頃、愛車のモンキーに安物のバックステップを取り付けたら逆シフトで、最初は戸惑いましたけど、しばらくすると慣れてきたことを思い出しました。(結局そのバックステップは、ステップを支えるプレートがとても貧弱で、段差で体重がかかった拍子に曲がってしまい、あえなく廃棄処分という残念な結末を迎えましたけど。)

 風邪でボーっとして集中力がないため、一日中模型の前に座っていても、全く作業がはかどりません。コンセプトが定まらないままに、結果的には使わないかもしれないマフラーに変更を加えています。キットのノーマル・マフラーは、後端が少し絞り込まれた形状で、そこにはまる蓋には小さな穴があいているだけ。如何にも中途半端です。
 そこで、絞り込まれた部分を切り落とし、メガホン形状に。また、プラ板から蓋を作り直してちょっと奥まったところに納め、そこから4mm径プラパイプの排気口を覗かせるように工作。これだけでも随分と印象が変わります。
 4in1の集合マフラーを実現するためには、4本のエキパイを延長した上で、曲げ具合も変更し、集合部を作り込み、ステーを考えなければなりません。経験済みとはいえ、今はまだその工作に臨む勇気が湧いてこないので、もう少し時間を置いてみて、モチベーションが上がるかどうか、様子を見ることにします。

3 件のコメント:

YASU さんのコメント...

実車でどうなるのかを考えるとはさすがですね。
もしわかる人が見たときに、現実的じゃなければ、
その人にとってはリアリティのない模型になりますからね。
マフラー、エキパイの工作、やるとしたらすごいことになりそうですね。

どろゑびす特急 さんのコメント...

ショートメガホンを選択されたのですね。
ショートメガホンなら半艶の黒で耐熱塗装風にしたら充分見栄えしますね。
YASUさんの仰るとおり、バイクプラモを弄る時は可動部や操作系を適当に作れないですよね。実際にそれを運転すると考えると破綻した形では作れません。自分もカタナカスタムを作った時も気をつけました。

例えがおかしいかもしれませんが「ウソをつく時は少量の真実を混ぜると真実味が出る」に似てますね。

みやっち さんのコメント...

>YASUさん
「乗ってみたいバイクを作る」のが根底にあるからなのかもしれません。買えないけど、その代わりに作るみたいな。

>どろゑびす特急さん
ショートメガホンで決定した訳ではないんです。失敗した時のスベリ止めみたいな感じでとりあえず作っておこうかと。
上手い例えを見つけていただきましたね。実車(真実)を忠実にコピーするのではなくて、あくまで世の中に存在しない自分だけのカスタムバイクをパロディ(ウソ)として作るのが、オヂさんの楽しみです。