さすがはタミヤの1/6、まったくの素組で組んでも、不満は生じない出来です。特に今回は、エンジン自体には手を加えない方針(「カッコかわいいけど、速くない」がオヂさん流モンキーの真骨頂。)ですので、このクォリティが有り難い。さくさくと工作が進みます。
唯一の修正箇所は、クラッチレリーズ。ワイヤーでレバーを引っ張り上げる仕組みは、プラ材のモールドではやはり限界があるようです。なので、プラ板で作ったコの字形の金具と実際にワイヤーを用いて、ディテールupしました。
それと、押しがけ仕様を想定して、キックペダルは省略。本体に残ったペダルの軸棒を再現するため、例によって削って形を出したプラ棒を差し込んでおきました。
シリンダーとヘッドは、シルバー系の各種塗料を重ねて、全体にざらついた金属感を出してみました。他方、腰下はキットのメッキを落とさずに、艶なしアルミ塗料でニュアンス付けだけ。
キャブにつながるフューエルパイプは、内径0.6mmの透明ビニールチューブ、プラグコードは電気部品用の黄色い皮膜線からニクロム線を抜いて使いました。その他の黒ケーブルはいつもの園芸用。いずれにしてもキットのゴムチューブは太くて野暮ったいので、使いません。
エンジンは、マフラーを除いてほぼ出来上がりです。
3 件のコメント:
レリーズを作り直すなんて、ビッグスケールだからこそできるデティールアップですね。
エンジンの塗装は素晴らしいの一言です。ここまでアップに耐えるのはキットの出来以上に塗装技術の効果でしょう。
それにしても押し掛け仕様好きですね~(w
金属の質感の出し方がすごいです。
私もドゥカティで工夫しいみましたが、
なかなか思うようにいきません。
>どろゑびす特急さん
モンキーなら押しがけの方が楽ですよ。ミッションには良くないですけど。
>YASUさん
エンジンの質感はキット部品のメッキが良いからで、タミヤさんのおかげです。
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