プレス2枚合わせのホイールは、モンキーの特徴の一つですけど、オヂさんはこれが余り好きではない。かといって、実車のカスタムでは非常によく目にする10インチ・アルミ製や、NSRの12インチをフロント・ユニットごと移植してしまうやり方は、むしろ個性のないお仕着せのカスタムに思えてしまう、早い話が天の邪鬼なのです。
今回は、あくまで8インチにこだわります。そして、カンパニョーロのマグネシウム・キャストふうに造り替えてみよう。チャレンジだ~、という勢いのまま、スポーク部を切り取ってしまいました。ほんとに大丈夫なのかと自問自答してみたものの、もう後戻りできません。
プラ板を切り刻んで、5本スポークに。画像はリア・ホイールですが、1/6スケールとはいえ実車が8インチですから、1/12スケールだと倍の16インチ相当。ちょうどGPレーサーの前輪と同じ径ですね。そこに1/6のドラムブレーキがはまるので、スポークの長さは僅か5mm。精密に角度を出すことも、表面仕上げの美しさを求めきれなくても仕方がない。指も紙やすりも届きません。
それでも、3枚目の画像のとおり、オリジナルのホイールと並べてみると、その差は歴然です。モンキーらしく、デフォルメしたような可愛いらしさと、レーシーさも相まって、ぐっと、やる気がみなぎってくるような気がします。
2 件のコメント:
うはー!「やってくるかな」とは思いましたがホントにホイールを弄ってくるとは!!
スポークのリブもカンパっぽくて雰囲気バッチリですね。
それにしてもここまで細かい細工、いつもながら驚かされます。
>どろゑびす特急さん
やってみたかったんです、これ。現実のアフターマーケットでも、売ってれば多くの猿ファンが飛び付くと思うんだけどな。
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