バイオリニストの五嶋龍が、今日15日、カイロのオペラハウスで行われたカイロ・シンフォニー・オーケストラの定期公演にソリストとして出演しました。演目はベートーベンのバイオリン交響曲第61番Dメジャー。
五嶋龍をよくご存知ない方は、どうぞググってみてください。で、こんなすごい人の演奏を聴くことができるチケットのお値段は、なんと85エジプト・ポンド=ちょうど500円くらいなのです。あり得ない。
約1時間半のコンサートの最後には、アンコールに応えてソロで聴かせてくれました。酸いも甘いも知り尽くしたシャンソン歌手のハスキーな声をも思わせる1744年製ストラディバリウス。いったいおいくら万円するのでしょう。
アメリカ生まれでハーバード大卒というのも納得の流暢な英語で、さわやかに舞台挨拶もされていました。
ああ、カイロにいたばっかりに、こんな良いものが500円で体験できて、すご~く得した気分です。たまには良いこともあるんだな。
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