2015年12月2日水曜日

1/9 Harley Davidson WLA(その11)

 車体が組み上がり、装備品もミラーを残して取り付けが終了したので、嬉しくてupしちゃいました。この後、デカールを貼り、汚しを施せば完成となりますので、完成2歩手前というところ。
 リア両側に吊り下げたサイドバッグは、ひと手間かけて着脱可能に加工しました。いい感じでヨレています。ちょっとテカってますけど、革の風合が表現できているでしょうか。

 フロントには、トミーガンを収めたホルスター。こちらは車体から外して持ち歩くものではないので、雨風に打たれて艶を失ったイメージ。
 実は、風防がまだ出来ていません。キットにはゴム素材の味もそっけもないパーツが入っていますが、せっかく作るのなら布を使ってチャレンジしてみたい。上手く出来なければ風防はオミットしてもいいかなと考えています。

 さて、最終工程としての「汚し」ですが、楽しいからといって調子に乗ってはいけないと口酸っぱく言ってくれていた我が軍事顧問(ミリオタ友)に、確認がてら助言を求めました。
 曰く、「実際車体が相当に低いし、そのせいで悪路の走破性には疑問がつきまとっただろう。故に、投入したものの結局ジープには能力的に勝てず、後方の連絡や憲兵用に回された訳です。」
(続き)「。。。だって、イタリア戦線にするんですよね。そうじゃなくて、仮に仏上陸戦の後という設定だとしても、当時はパリでも市街地は荒れた石畳でしょうし、路面は結構凸凹してるんで、下回りは擦れるんじゃないですか。それに、前線じゃないからあんまり整備もしなかったと思われます。細かなピッチング(小石が跳ねてついた傷)から錆が出始めたっていうシナリオは有りだと思いますよ。」

 つまり、リーズナブルな範囲なら、汚しや錆び表現はOKということのようです。
 因みにこの軍事顧問クン、いつぞやパリに遊びに来た際は、市内の軍事博物館(アンバリッド)がどんな有名施設よりも良かったと言い、モン・サン・ミッシェルに連れて行ってもノルマンディの海岸線や白っぽい土の色を見て「うん、うん、やっぱりな」と感心しきりで膝を打つやら目から鱗を落とすやら。ジオラマのイメージと現物を照らし合わせて確認できたのは大きな収穫だったんだそうです。現地を知ってしまったんで、説得力がハンパありません。頼もしい限りです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

もう少しで完成ですね〜 このキット段々と欲しくなりました。風防の質感表現も楽しみです。

みやっち さんのコメント...

>gallinaさん
こんばんは。
これ、手はかかりますけど、なかなか面白いキットですよ。
充分楽しめると思います。
風防は。。。頑張ってみよ~かなぁ。