メーターは、ハンドル・クランプの上を左右に渡したブジッリの上に乗っかります。が、ノーマルの状態ではライポジがそっくり返っている分、メーターの位置もそれに合わせて随分と手前にセットされているのが分かります。
低くしたハンドルの真ん中にメーターが来ると、なんだかとても違和感がありますね。
そこで、トップブリッジからメーター・ステーを出すことにしました。1mmプラ板を適当な大きさと形に切り出して貼り付けます。
作ったステーに、メーターを上下逆さまに乗せてみました。ライダーの目線に入る造形として、見慣れた印象に変化しているのが分かるでしょうか。
次いで、ヘッドライト・ステーとウィンカー。
ライトステーはジャンク箱から適当な太さのプラパイプを見つけ、内径がインナーチューブぴったりになるまで削ったものと、1mmプラ板を張り合わせました。
ライトケースと同軸にセットするウィンカーは、キットの部品を若干加工してあります。
フロントフォークに仮にセットしてみました。
メーター、トップブリッジ、ヘッドライト、ウィンカーそれぞれの位置関係が、うまくまとまったと思います。
ここで、はたと気づいてしまいました。これまでの工作で、自分なりに部品ひとつひとつをカスタマイズしてきたつもりです。しかし、結果的には、究極のメーカー・カスタムとも言えるハーレーを、どんどん一般的というか、当たり前の(カスタムとはベクトルが反対の)形に近づけようとしている、そんなふうに思えてならないのです。
なんなのでしょう、変な感覚です。
2014年5月10日土曜日
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