会社の近所に停まっていた900ccの見慣れぬトライアンフ。横から見ると3気筒だと分からず、てっきりスラクストンやボンネビル系のカスタムかと思いました。トリプルでこんなのあったっけ。
と、エンブレムを頼りにぐぐってみました。
1999年発売、モデル名はLEGEND TT。サンダーバードの廉価版だそうで、大排気量クラスのエントリーモデルと解説されています。
30代くらいまでの自分なら、こんな中途半端なバイクは間違いなく「ダサい」と敬遠していたに違いありません。クラシックではあるけれど、カフェレーサー仕立てでもない、スポーティでもない。ツアラーといえばそうなんだろうけど、リアに備え付けたバッグも、ハーレーほどの高級感は感じられず、かえってしょぼい。。。
ところが50歳を超えた今の自分には、これがとても魅力的に映るのだから不思議です。ゆったりしたハンドル、足つき性の良い低いシート、前後17インチの軽快なハンドリング(想像)。主張しすぎないデザイン。。。何一つ奇をてらうことなく、自然体でこういうバイクが似合うオヤジって、素敵だな。そんなふうに思うのです。
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