春も間近ではありますが、今日は北フランス海岸地方の豊かな冬を忘れないよう、先日「食べる」だけのために訪れたノルマンディのグルメ・メニューをご紹介します。
グラスのシャンパンで乾杯した後、先ずは、何といっても、北海で獲れたばかりの海の幸の盛り合わせ。仕入れによって内容が微妙に変わるのですが、この日は、手長エビ、カニ、牡蠣、巻貝、タニシなどなど。牡蠣以外はすべて湯通ししてありますので、レモンを絞ってそのままどうぞ。新鮮なので、臭みなど一切ありません。オヂさんは、ちらっと見えてるこの巻貝が大の好物なのですが、それは皆なそうで、壮絶な取り合いとなること必至です。それもまた楽しく、辛口の白ワインがどんどん進みます。
唯一の難点は、殻をむいて食べることに忙しく、皆な無口になってしまうことです。
二品目は、青オマールのソテー、クリームソース添え。日本で言うところの、青みがかった伊勢エビ。サイズに応じて、グラムなんぼでメニューの値段が決まります。いわゆる時価って奴。コイツはかなりごっついサイズで、約70ユーロ也。ぷりっぷりのブツ切りに濃厚なバタークリームが何とも贅沢です。公平に分けて食し、お皿に残ったソースはバゲット(フランスパン)ですくい取って、これまた美味。心も胃袋も大満足の一品です。
〆は、カフェ。口直しですから、ミルクは入れません。クッキーなどちょっとしたお菓子が添えてあって、見た目にもおシャレです。
ヨーロッパは、冬が良い。逆か。冬でも楽しめるのは、ヨーロッパ。これ、オヂさんの持論です。
2 件のコメント:
美味しそう、シャンパンで食事して、〆にコーヒーなんて大人と言うか上品ですね。
>yocchiさん
美味しかったですよ~。
でも、振る舞いは上品と言うには程遠い
騒ぎっぷりでした。こういう店は客全員が
そうなので、大丈夫なんです。
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