いよいよ今回の作品の肝、サイドカーの連結部分を工作します。
サイドカーの実物は、今でもたま~に街で見かけますし、ネットで調べればそれなりの数の画像が出てきます。しかし、ひっくり返して連結部分の構造がどうなっているか、はっきりと解る画像はなかなかありません。考えても解らないから、もういいや、適当で。
適当と決心すれば、あとは手を動かすだけです。先ずはメインとなる5mm径の太いプラ棒をシャフトにして、ステップの下とサイドカーの真ん中からそれぞれステーを出し、串刺しにしました。
いくら太いプラ棒とはいえ、1本だけでは簡単にねじれてしまい、明らかな剛性不足。そこで、チェーンの隙間から2mm径プラパイプを追加。芯に1mm真鍮線を仕込んで強化を図ります。反対側のこの位置は、ちょうどブレーキペダルの軸棒が刺さる穴が開いており、ならばいっそのこと反対側からプラパイプを一気に貫通させてしまおうという作戦。
仮組みして後ろから見た図。実は、これでもまだ剛性が足りません。やはり3点以上で支持しないと、上下左右のねじれには十分に対応できないのです。だけど、あまりたくさんの棒をにょきにょきと生やしたくありませんし、本体のフレームにも適当なスペースがほとんどありません。
ここは、ひと工夫こらす必要がありそうです。
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