2009年12月31日木曜日

良いお年を

 11月にこの拙いブログを立ち上げました際は、生来の三日坊主がどこまで続くもんかいなと、自分をまったく信用しておりませんでした。それでも、御蔭様でほんの少しずつですが覗きに来てくださる方ができ、晴れて年を越そうとしています。これまでお寄せくださったすべてのコメントに感謝申し上げます。
 parisのこと、ヨーロッパのこと、写真のこと、カメラのこと、芸術のこと、生活のこと、、、ご紹介したいテーマはいろいろとあるのですが、そこはやはり引き続きバイク・プラモと写真を中心に、これからも独り言を綴っていこうと考えています。
 皆様、良いお年を。そして、来年もよろしくお願い致します。
 

2009年12月29日火曜日

CB750 Cafe (2)










 製作開始です。
 皆さんは、いつもどこから作り始めますか? オヂさんはその時の気分です。あー、つまり無計画に近いとも言う(笑)。でも逆に、インスト通りの順番で作るモデラーなんて、いるんでしょうか。
 CB750は、メインフレームから始めることにしました。
 このキット、フレームのパイプがちゃんとしていて、内側にプラ材節約のための肉抜きなどありません。好感度大です。その代わり、パーティングラインがけっこうキツめに入っているので、ヤスリで丁寧に消していきます。後で、ペーパーもかけます。いつもならフレームは半ツヤのブラックに塗られてしまうので、多少のアラがあってもほとんど気にならないのですが、今回はちょっと妄想(構想)があるので、表面を整えておく必要があるのです。
 フレームを見渡します。オヂさんは、メーカーさんによるデフォルメはまったく気にしないので、「いくらなんでも、これはあり得ねぇだろー」というインチキ設計以外は、実寸に忠実な再現を必ずしも目指していません。「らしく」あれば、十分です。
 メインスタンドによるディスプレイを考慮して、サイドスタンドはオミットすることにしました。よって、フレーム下部に飛び出しているサイドスタンドのステーは、潔く切り落とします。また、巨大なエンジンガードを吊るす金具のモールドや、4本マフラーのステー兼タンデムステップの軸を支える三角の補助フレームも、バッサリ切り落としてしまいました(オイオイ大丈夫かー)。
 だって、カフェ・レーサーにエンジンガードはご法度だし、マフラーは4in1の集合管にしてしまうし、シングルシートにする予定だから。ということで、随分すっきりとしたフレーム。白プラ材は、粘りがあって加工し易いです。
 フレーム接着の乾燥待ちの隙に、エンジン関連部品のメッキを剥がします。日本ならモデラーご用達のキッチンハイターなんでしょうけど、残念ながら欧州向けに輸出していないようで、こちらの店には当然売っていません。そこで、それに代わるのが「La Croix」という台所洗剤。カルキの多い水道水によるシンクの汚れを分解するだけあって、メッキ剥離力も十分です。ラベルには「plus」の文字が。何か強力な成分が添加されているのでしょう。剥離作業は台所。男子厨房に立ってコソコソとやっておるわけです。
 次回は、エンジン組み立て。

2009年12月28日月曜日

CB750 cafe (1)


 1/6ビッグスケールの第4弾は、CB750です。キットは白バイ仕様ですが、これをベースにカフェ・レーサースタイルに改造していきます。
 先ずはキットのインプレッションから。
 パーツ群を並べてみると、市販モデルに比べて、白バイの装備品がいろいろとあるため、部品点数がかなり多くなっているのが解ります。折角タミヤさんが桜田門の協力を得て(かどうか知りませんけど)用意してくれたんですけど、オヂさんの下に来たからには、ジャンク箱に直行するパーツも多くありそう。
 嬉しいのは、白パーツが多いこと(白バイだからね)。塗装を考えると、いろいろと都合が良い。嬉しくないのはメッキパーツが多いこと。ほとんどはキッチンハイター風呂で裸になってもらいます。ただし、ライトリムなど極く一部のパーツは、効果的に使えばカフェ・レーサーの華やかさを演出してくれるので、何を残すか思案のしどころ。
 市販モデルとのいちばんの違いは、シングルシート(そりゃタンデムの白バイなんてありませんからね)。でもこれは、最初からアテにしていない部分。どの道シートはスクラッチ製作となります。あとは、メーター。タコとスピードの独立2眼ではなく、ヘッドライトのハウスに埋め込まれています。BMW R75/5やモンキーと同じタイプですね。これはこれで、オリジナリティの点でも、オールド・ファッションという観点からも、むしろ好ましいと思います。
 さあて、始まります。日本の静岡で生産され、海を渡ってドイツの業者に仕入れされ、parisに住む日本人のオヂさんに購入されたCB750は、これからどう形になっていくのでしょう。パーツを眺めながら、どこから手をつけようか、どこをどうイジってやろうかと、あれこれ妄想するこの段階が、ひょっとしたら一番楽しいかも。

2009年12月26日土曜日

BMW R75/5 カフェ(最終回)


















BMW R75/5カフェ

 製作所要日数は約3カ月。素組みに近いこともあるけど、自分としては極めて速いペースで完成に至ったことが嬉しい。家の中は採光が十分でないので、外に出て撮影してみました。

 1969年にR50/5、R60/5と共に発表されたこのバイクは、シンプルなフレーム構造や、リア・サスがほぼ直立しているディメンションを見ると、いかにも時代を感じさせる設計だ。シャフトドライブだからリアはほとんど片持ちみたいなものなのかもしれないけど、それにしても左スイングアームなどはとても細い。エンジンは、BMWの象徴たる伝統の水平対向2気筒。左右シリンダーは、上から見ると位置が前後に少しずれていて、面白い。クランクシャフトの向きの問題で、停車状態で空ぶかしすると車体が傾くんだよね。それでも、「静かな巨人」と呼ばれた排気量750ccのR75/5は、当時BMWが技術の粋を集めて世に放ち、ロングセラーとなった。素姓のとても良いバイクであることに異存があろうはずもない。今だに多くのファンがいるだろうし、オヂさんもチャンスがあれば是非実車にもまたがってみたい。
 なお、タンクは、弁当箱とかトースターとか呼ばれる四角い巨大なものではなく、1971年に加えられたUS輸出仕様のスマートな形状。好き嫌いはあるだろうが、カフェ・レーサーとしてはこちらの方がイメージに合うかもしれない。

【主なスクラッチ(自作)ポイント】
(ベースキット:TAMIYA1/6 US輸出仕様)
・タンク溶接リブ・・・キットでは省略されていたので、プラ板0.5mmを裏から貼り付け。
・タンク形状・・・前方両肩にパテ盛りして、ふっくらとしたシェイプに。
・シングル・シートカウル・・・シートベースのみ活かしてプラ板の箱組からスクラッチ製作。形状は、タンクとのマッチングを重視。シート地はオフ・ホワイトの革張りを表現。リベットは虫ピン。なお、本来シート下にある小物入れのスペースは省略。
・テールランプ・・・キットのレンズのみ活かしてリアフェンダーに縦に配置。ランプハウスはフェンダーに合わせて黒塗装。
・前後フェンダー・・・縁の形状をスリム化(うすうす攻撃)。リアは長さを少し切り詰めた。
・フロントフェンダーの風切り・・・0.5mmプラ板。留め金具はアルミ板に虫ピンでリベット。
・前後スポークホイール・・・0.5mm真鍮線でスポーク張替え。ニップルは1mm皮膜線のチューブ。リム及びハブは、塗って磨くクローム塗装。
・前後ブレーキロッド・・・真鍮線に置き換え、スプリングは0.3mm針金をコイル巻き。
・左右マフラー・・・オリジナルから約3cm切り詰めショート化。連結パイプなし。
・エンジン・・・ほぼ素組み。クランクケースは塗って磨く鉄色、シリンダーはフラットアルミ塗装。
・キャブ・インシュレーター・・・結束バンドを0.5mmアルミ板から切り出し、リベット止め。
・バッテリー・・・留め金具及びフレームへの固定ゴムバンドを自作。
・デカール・・・メーターとタンクのエンブレム以外は自作。シートカウルにはカフェ・レーサーの聖地ACE CAFEのステッカー。
・ワイアリング・・・アクセル、クラッチ類は太さの異なるケーブル(皮膜線)を使用。

 製作技術の不足から残念ながら実現できなかった点は、バックステップ。フレームに固定されている大きめのプレートが、タンデムステップの受け(作品では目隠し)とマフラー・ステーを兼ねているため。これをフレームから切り離してしまうと、マフラーの位置決めが難しくなる上、シフト・リンケージもかなり複雑になると思われたため、断念してしまった。それと、ハンドル・バーは、一文字でも良かったかもしれない(BMWはコンチハンでしょう、と勝手に思い込んでしまった)。

BMW R75/5 カフェ(5)

 BMW R75/5カフェが完成しました。明日、写真を撮って、あらためてupします(別に、もったいつけている訳ではなくて、完成祝いっつうことで、もう飲んじゃってますんで、撮影できる状態にないのです。)
 全体の自己評価としては85点くらいかな。
 今回の作品で特に苦労したのは、マフラーの焼け表現。途中、2回程シンナー風呂につかってもらいました。そしたら、プラ材が弱くなったのか、つなぎ目のところでモゲてしまい、心も折れかけましたが、気を持ち直して再度接着。いろんな困難を乗り越えて、製作を進めてきました。
 マフラー塗装はブラックの下地にMr.ColorのSM07メッキ・シルバー(これ、高いのね)。塗って磨くタイプとどっちにしようか迷いましたが、今回せっかく調達したので。で、見せ場のエキパイ曲がり部分には、エナメルのクリアー・オレンジとメタリック・ブルーで焼け色を擦りつけるようにやや大げさに着色。でも、このままだと表面がテラテラというか、ヌラヌラというか、いかにも塗りました~感が残るので、この上から再びアクリルのメタリック・シルバーを今度はドライブラシでコーティングするように。ふむふむ。なかなかよい。でも、全部塗っちゃうと、そのあと触れなくなっちゃうので、持つところを塗り残して車体に組みつけ。この塗料、よく光ります。

2009年12月24日木曜日

ジュネーブ(2)


 震え上がった寒波が少しだけ緩んだので、レマン湖のほとりを散策。ジェドーという呼び名の大噴水の右後方には、晴れていればモンブランがその雄姿を見せてくれます。ん~でもまだ寒い。
 ジュネーブ最終日の今日は、TGVの出発時刻まであまり余裕がなく、ちょっと駆け足でした。
 今回は、フランス国鉄SNCFで、TGVとホテルとレンタカー、旅行保険まで含めて丸ごと全部予約してみたけど、これがこのハイシーズンにして、個々に予約するのに比べて相当におトク。おかげでいつもよりワンランク上のホテルに泊まれて大満足でした。気になるお方にこっそり料金教えちゃいますと、家族4人、4泊5日全部込みで20万円を切ってます。ちなみにレンタル・スキーは3人分、丸2日間で17,000円くらい。これは日本並みか。
 お正月は家でプラモ三昧なので、この冬の出費はここまで。よしとしてます。

2009年12月23日水曜日

ジュネーブ

 19日から4泊の予定でジュネーブに来ています。
 北海道出身のカミさんとその影響をまともに受けている家族がスキーをしたいというので、スキーをしないオヂさんは事前の旅行手配とカバン持ちです。
 出発の19日、大寒波でした。フランスじゅう雪。おかげで、TGVの出発が2時間半遅れ。リヨン駅は人でごった返し、そしてどうしようもなく寒い。やれやれ乗ったと思ったら、最高速度を220kmに落としての運行で、都合3時間遅れ。parisから3時間半で到着するはずが7時間もかかってしまった。予約していたレンタカー屋は既に営業時間終了。
 翌日、気を取り直してレンタカー(チェコのskoda。vw資本が入ってからのモデルはなかなか良い。)をピックアップし、町の貸しスキー屋で一式を借りて、家族は近場jura(ジュラシックパークの時代、jura期に出来た山なのだ。)のスキー場に。ところが、午後から天気は下り坂、山の上は吹雪いていて、スキー場はあえなく閉鎖。今日になってようやく、シャモニー方面で今シーズンの初スキーを一日楽しんできたらしい。
 オヂさんはというと、HONDAの某氏から無理を言って貰ったF1ピットクルー用の防寒ジャケットを着て町の散策に出たものの、あまりの寒さに途中挫折。ホテルでぬくぬくテレビ三昧。これが休暇よ。
 明日、parisに帰ったら、BMW仕上げなきゃ。