2015年9月3日木曜日

エンブレムとかロゴが気になる

 東京オリンピックのエンブレム問題で大騒ぎですね。
 エンブレムやロゴマークは、とにかくひと目で覚えられるオリジナリティが際立ってないといけませんね。そんな目で周囲を見回してみると、イタリアものにはちょっと気になる共通点が。。。動物があしらわれているものが多いのですが、何だかワタシ的にツボだったりします。

 これは、拙ブログで何度も紹介しているASローマのチーム・ロゴ。狼の乳を飲む双子は、ローマ市の紋章にもなっているローマ建国伝説のロムルスとレムスの兄弟。

 狼つながりということで、イタリアの古いスーパーカー・メーカーとして知られるCIZETA。こちらはASローマと同じ伝説の狼を採用しているらしい。でも何故か目の形が異なる3匹。

 さらに狼だとばっかり思っていたのにそうじゃなかったのは、ガソリンスタンドのAGIP。実はこれ、犬なんだそうです。6本の脚は、車の4輪+運転手の足2本を加えて6本。AGIPのガソリンを入れると、火を吐くほど速くなるんだって。私のトヨタはいつもAGIPで給油してますけど、特に速くなった実感はありません。

 ちょっと面白くなってきたところで、誰でも知っている跳ね馬。なんでも、ドイツの飛行機を撃ち落としたパイロットが自身の飛行機に貼っていた紋章で、しかも撃ち落とされた方のドイツの飛行機にもよく似た紋章がついていて、それがポルシェだと。ほんまかいな。

 そのフェラーリからバカにされたのがあまりに悔しかったので、耕運機メーカーだった自分の会社でスーパーカーを作ってしまった創業者フェルッチオ。田舎のおっさんらしく、フェラーリの馬に対抗して、もっと強そうな猛牛をシンボルにしたのは有名な話。

 老舗のバイク・メーカーCAGIVAは、象のマークが可愛らしい。象が採用された由来は調べがつきませんでした。ただ、社名は3人の創業者Castiglioni、Giovanni、Vareseの頭文字をとったらしい。あ、そういえばBIMOTAも、Bianchi、Morri、Tamburiniの3人の名前からとっているけど、最初は空調設備会社だったとか。

 再び誰でも知ってるアルファロメオ。赤の十字はミラノ市の紋章、王冠を被った蛇はミラノを治めていたヴィスコンティ家の紋章というのが通説。面白いのはこの蛇で、なんと、その口に少年を咥え、今にも呑みこまんとしています。これには諸説あるようで、有力なのは、ミラノの森に棲み市民から恐れられていた人食い竜が、まさに子どもを捕えて食べようとしていたところを、ヴィスコンティ家の創始者が退治したんだそうじゃ。5世紀の話じゃよ。めでたし、めでたし。

 最後はアバルト。創業者カルロ・アバルトの誕生月の星座がサソリ座という単純な由来。まあでも、レースでは、小さくてもその猛毒で大きな獲物を仕留めるっつうイメージは確かにありますわな。


2015年9月1日火曜日

1/8 HONDA CB72(その6)

 昨日と今日の2日間、職場でも近所のレストランでも、老いも若きもローマ人男性たちが口を開けば、ユヴェントスに勝ったASローマが今シーズンいかに期待できるかということと、同じく日曜日に英国GPで勝利したヴァレンティノ・ロッシ君の話題ばかり。み~んな、幾つになっても男の子なんです。

 さて、CB72です。
 今日は、「あ~そうそう、だいたいこんな感じだよねぇ」からの「。。。って、なんでやねん、オイ」というノリ突っ込みを3つほど。
 先ずはフロント・フォーク。
 ステムを巻き込みながら貼り合わせて接着する寸でのところでストップ。なぜか下に行くほど幅が狭くなっています。おーっと、危ないところでした。

 急きょステムを調整し、ついでにアクスルシャフトの通る穴も貫通させておきました。

 次に、ホイール。スポークはどうせ張り替えてしまうので、多少ずれていたところで、今の時点であまり気にすることはないさと、タカをくくっていました。

 ところが、左右を合わせてみると、ガビ~ン。やってくれます。リムがくっつきません。無理やり接着しようとすると、スポークに相当のテンションがかかってしまい厳しい。これ、キットのまま組む人は、いったいどうせよというのでしょう。

 最後に、フロント・ブレーキ。折角スポークと共に見せ場のひとつになる部分だというのに、リンケージのパーツが熱で溶けてしまったみたいに曖昧な造形。フロントフォークに固定するトルクロッド?も分厚い一体形成で、あんまりです。

 リンケージは金属の虫ピンに置き換え、トルクロッドもアルミ板から切り出してリベット留めしました。ブレーキワイヤーをちゃんと通して、いかにも引っ張れそうな感じになったでしょうか。老眼の限界ですので、なるべくアップで見ないで下さい。

2015年8月30日日曜日

フォルツァ・ローマ(頑張れASローマ)

 日曜日の夕方。セリエA第2節、ASローマは、本拠地スタジオ・オリンピコで宿敵ユヴェントスを迎え撃ちました。まずはオフィシャル・ショップで夏用の薄い生地のマフラーを購入。ポップコーンと水も買って、準備万端です。

 キックオフ30分前位からピッチで両チームの練習が始まると、スタジアムは既に興奮状態。スタンドの9割を埋め尽くすローマニスタたちが一斉にマフラーを掲げ、チームの歌を大合唱です。客の2/3くらいがご贔屓の選手のユニフォームを着ています。

 今シーズンからチームの司令塔ピルロと点取り屋のテベスを欠いたユヴェントスは、昨年までセリエ・カンピオーネだったことが信じられないくらい精彩がありません。かたやホームのローマは、オフシーズン中の戦力強化が功を奏し、序盤からゲームを支配、見事2-1で昨年の雪辱を晴らしてくれました。もういい齢(公称38歳)のトッティ君の出場はなかったものの、最高に盛り上がった試合の雰囲気をスタンドで共有できた幸せに浸りつつ、家路につきましたとさ。

2015年8月29日土曜日

1/8 HONDA CB72(その5)

 キットのスイングアームは、上から見ると、先端部分が異様に太いことが分かります。チェーンプラーも一体形成。いただけません。なので削り込んで薄くすることにしました。これは作業中の状態。上が加工中で、下が未加工。

 実車は、こんなふうです。

 削り込んだ状態。薄くなった分、内側にはスペーサーが必要になるかもしれません。

 プラ板などでチェーンプラーも作りました。たぶんアルミ板を使えばぐっと質感が上がるのでしょう。でも正確に切り出して穴を開ける作業はそこそこ難易度が高く、結局は工作し易いプラ材を使うことにしました。

 かわってリアサス。画像左がキット部品。スイングアームに片側から差し込むようになっているのは誤りで、コの字型の留め金でスイングアームを挟むのが正解。また、サスの上半分にはスプリングを覆うカバーがかかっているのに、キット部品は境目が曖昧でキリっとしないので、ボディを削り込んで7.9mm径プラパイプを被せました。これがぴったり。フレームへの取り付け部にも極小のプラナットを貼り付け。

 塗装して軽くクリアーを吹き、仮組みしてみました。やはり手をかけた分だけ、良くなります。
 ひとつずつパーツに手間暇をかけてやれば、それだけの見返りがある。こういうキットは優れていると思うようにしています。

2015年8月26日水曜日

1/8 HONDA CB72(その4)

  工作は、フレームに移っています。
 おおかたのバイクプラモの例に漏れず、このキットもフレームは左右から貼り合わせる形です。ただし、古いキットにありがちなように、取説ではエンジンを両側から挟み込むように貼り合わせなさいと指示されています。
 でも、それだと予め左右のフレームの合わせ目を消したり塗装しておくことができません。つか、既に接着してしまいました。なので、実車と同様に後からエンジンを吊り下げられるよう、ハンガー部分を修正することにしました。もちろん、エンジン側にも加工を施す必要があります。

 更に、フレーム関係で最もいただけないのが、スイングアームの取り付け。これまた左右バラバラのスイングアームを、フレームのピボット部にチェーンなどを巻き込みつつ両側から差し込むようにしてから左右のブリッジを接着せよという指示。んなこたぁない訳です。

 ですから、予めスイングアームの形を固定しておいた上で、ピボットのシャフトを貫通式に変更しようと試みることにしました。
 用意したのは、透明の3mm径プラパイプと2mm径のプラ棒。パイプの内径とプラ棒の直径がぴったりで、スムースに回ります。先ずはフレームにプラパイプを接着、これでシャフトが通るようになりました。

 最も苦労したのは、スイングアームを形成する際に水平を出すこと。ブリッジの接着部が曖昧な中で、ピボットのシャフトとリア・アクスル・シャフトが高い精度で平行になるように接着しなければ、後輪が歪んでしまいます。何度も微調整を重ねましたが、☆★社製のキットであれば、こんな苦労はあり得ませんね。
 やれやれ、まだ先は長いなぁ。。。(実は楽しいけど)

2015年8月25日火曜日

フィレンツェ三景+α

  イタリア暮らしも2年を過ぎ、今更ながら先日はじめてフィレンツェをゆっくりと訪れてきました。ベタな旅行をあまり好まない私でも、この街に来たら見ないわけにはいかないと考えていたのが、赤い屋根、有名な橋、有名な美術館の3つ。
 
 ということで、まずはミケランジェロ広場から見下ろすフィレンツェ旧市街の赤い屋根群。中央の大きな建物がドゥオモ(大聖堂)。絶好の天気とも相まって、朝一番に絵葉書どおりの景色を目に焼き付けることができて、大満足でした。 

 次いで、金や宝飾の小売商が軒を並べるベッキオ橋の夜景。昼間はさながらアメ横のような人込みで、地面が見えないほど。でも、そんな喧騒をよそに、とうとうと穏やかに流れるアルノ川には、カワウソの姿も見えました。

 3つ目はウフィッツィ美術館。建物自体はどうということはないので、割愛しましょう。この時期は、入場の予約をしておかないと、チケットを求める長蛇の列に並ぶことになります。かくいう私も、夕方から並んだわけですけど、悪い予想に反して45分くらいで無事入館。ラッキーでした。
 写真は、つき当りにドゥオモを臨む路地に無造作に停めてあった自転車。クラシックなデザインですが、ビアンキの新車です。街並みに似合いすぎですね。
 因みに、ベッキオ橋の付け根あたりから川を超えて旧市街のほぼ全域が、ZTLという自動車乗り入れ禁止区域に指定されています。要所には監視カメラがあって、違反して侵入した車には、後からちゃんと反則金の請求が届きますのでご注意を。

 旅行に出ると、たいてい太って帰って来ます。結構歩いているのに、それ以上に飲み食いしてしまうからなのでしょう。もとより、トスカーナ地方は美食で知られています。中でもフィレンツェのお勧めは、やはりTボーン・ステーキ。
 投宿したホテルのダニエラさんから、ご主人の友人が経営しているというレストランを教えてもらい、スパークリング・ワインと共に舌鼓。肉が柔らかく、臭みもまったくなくて、絶品でした。こっそりサイトを貼り付けちゃいます。
http://www.touchflorence.com/

 因みに、お店のソムリエに勧められて飲んだのはこれ。すっきりして美味しい微発泡の白です。ワインと同じ名前で東京の京橋にもレストランを構えているそうですので、ご関心のある方は一度訪れてみては如何でしょう。
http://www.vinvino-to.jp/collebereto/

2015年8月24日月曜日

1/8 HONDA CB72(その3)

 0.5mmアルミ板を丸く切り出すのは非常に難しいということを、ひしひしと感じながら作業しています。予めサークルカッターで切り込みラインを入れておいてから、ハサミで切り出すのですが、真円を出すのは本当に難しいです。それに加えて、ビス止めのための出っ張りがあるので、なおさらです。
 ビス孔は1mm。プラ棒を差し込み、僅かに飛び出させた先端をライターで炙ってビスの頭に見立てます。

 なんでそんなことをやっていたかと言うと、左側クランクケースのカバーを作っていた訳です。こうして貼り付けるだけで、質感の違いが如実に表れるので、ひと工夫するにはとても効果的。本物のアルミの光沢は、私のつたない塗装では到底無理というものです。

 キャブレターとケーブルを施し、エンジンがほぼ仕上がってきました。光の加減で、クランクケースが随分と黒っぽく見えますね。ほんとはもっと明るい色です。
 タコメーター・ケーブルの取り出し口などキットの造形があいまいな部分をはじめ、もう少し細かなところまで作り込むことも可能なようにも思われます。老眼と手先が思いどおりに機能し、スキルが伴えばという話です。背伸びはしません。