5月1日、メーデーである。週末にかかっているとは言え、振替休日もない。労働者の日だから仕事は休むし、そうでなくてもラマダン中の運転手を働かせるのもちょっと気が引けるので今日はお家にこもっていた。日本も連休に入ったので、メールなども全く入ってこないから、極めて静かな一日だ。
ときに、緊急事態を電話や無線通信で知らせるときに冒頭で「メーデー」と唱えることは、映画などでなんとなく見知っていたが、なんでメーデーなのかはずっと謎のまま放置してきた。ので、調べてみた。簡単だった。フランス語で「メデ(m'aider)=助けて」がそれだ。それを、英語圏の人間がMay dayのように発音しているだけだった。ちなみに、緊急事態を告げる際は、メーデーを3回唱えることと決まっているようだ。聞き間違え等が起こらないよう、そうプロトコルで定められているそうだが、知らなかった。
あれ?それはいいんだが、それじゃあS.O.Sとメーデー何が違うのだろう。そもそもSOSって何の略だ?という疑問にあたる。だから調べてみた。簡単だった。船舶において救助を求める際のモールス信号として国際会議で世界的に統一が図られた符号がSOSなのだ。全く知識がないわけだが、記号表記では「・・・ーーー・・・」となるんだそうな。それはいいんだが、いったい何の略なのかという疑問が残る。しかし、これまた信号の受けてが間違わないようにと定められた符号なので、実は意味はないみたい。ちなみに日本では「危急」という訳され方がされていたようだ。ピンクレディが乙女のピンチを歌ったのは随分と昔の話だが、SOSというモールス信号自体が既に廃止されていたというのも知らなかった。おうち時間で暇な時こそ、今までスルーしてきたトリビア的な小さな謎を解く良いチャンスだなと思いました。ちゃんちゃん。
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