四月に入ったからといって、ウキウキするようなニュースが聞こえてくることもない。これ以上コロナ禍が続くと、本当に気が病んでしまいそうだと心配になるのは、オジさん世代ばかりではないだろう。
そんな中、モンキー・ゴリラなどと同じカブ系のエンジンを積んだ往年の名車、少年たち御用達の原付だったホンダDAXが、125ccになってカムバックするらしい。雑誌のスクープ記事では、来年春ころに発売とある。
ダックスという名前から連想されるとおり、モンキーに比べると少し胴長だ。つまりホイールベースがちょっと長いので、太いタイヤと相まって、直進安定性の向上に一役買っている。まあ早い話、ゆったりした姿勢で長時間でも乗っていられるというわけだ。ただ、なぜかマフラーはスクランブラーみたいなアップ・タイプが選択されているのは謎だ。
それにしても、このところ125ccのいわゆる原付二種が元気だ。もちろん排ガス規制のためであろうが、原付二種の免許が緩和されるのではないかという期待も膨らむ。そうなれば、車の免許しか持っていない往年の少年たち=今のオッサンたちが、ここぞとばかりに125c化したモンキーやダックスを買うだろう。メーカーもそれを見越しているのではないか、何なら当局と水面下で手を握っているのではないかと、つい穿った見方までしてしまう。まあ、たいへん喜ばしいことなので、仮にそうであっても結構だ。モンキーとダックスでつるんでツーリングなんて、想像しただけでも楽しそうではないか。
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