2020年6月3日水曜日

おうち時間にオッサンがお絵描き(その6)

 綾波レイです。ハイ。え?似てない?ええ、ええ、似てません。というか似てせ描いてません。
これまでのお絵描きでは、リアルの女優さんや歌手の似顔絵を、アニメに寄せすぎず、でもリアルを残しすぎない、言わば3次元から2次元に向かって、その中間の2.5次元化することを目指してきました。
 今回は趣向を変えて、言ってみればその逆。綾波レイという2次元をベースに、リアルでこんな女の子がいたら良いなという妄想を、2.5次元化したわけです。2次元から3次元という逆方向で。ま、早い話、リアルにいそうな好みの顔に描き変えたってことです。
 劇中の綾波レイは2次元であるばかりか、アンドロイドですので、人間ですらありません(コアに碇ユイが入ってますが)。だから髪はコスプレみたいな水色だし、目は赤い。なによりいつも無表情で愛想のかけらもなく、ニコリともしません。クラスでもいつも独りぼっちです。話しかけても低音で「なに?」とそっけない返事。
 それなのに、スクリーンのこちら側にいる男子たちの心をわし掴みにするのはなぜなんだろう。
 きっと10人の綾波ファンがいれば、各々の心の中に10通りの綾波レイがいて、みんな各自の理想の女の子をアンドロイドの魂に込めるのではなかろうか。

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