2019年4月6日土曜日

和製英語(ゴルフ編)

 グローバル化が進む世の中、入管法の改正により訪日外国人がますます増え、そして来年にはオリンピックが日本で開催されますね。そうした中で、私のようなオジさん世代が子供だった頃に比べれば、日本人の英語力もきっと格段に上がってきているのでしょう。
 とはいえ、海外で実際に暮らしてみると、様々なシーンにおいて、日本でしか通じない和製英語を実感します。レターや交渉事に使われるビジネス英語は、ある程度の語学力がある人同士であれば、相手の意図するところを理解することはそう難しいことではありません。むしろ、ゴルフなどのスポーツや砕けた会話の中でこそ、ネイティブの人達が使う表現と和製英語の違いを思い知ることになります。
 日本のTVゴルフ中継で英語といえば、戸張捷さんが有名ですね。あと、お笑いでよくあるのが英語禁止ホール。実に面白いです。
 ゴルフというスポーツで使われる和製英語とネリティブ英語の違いを、ちょっと思いつくままに挙げてみましょう。もちろん、これだけが正解という訳ではありませんが。
   (和)                (英)
 ナイスショット!     →  Good hit !
 ゴルフクラブ       →   Golf  sticks
 ユーティリティ      →  Hybrid
 ドラコン          →  Longest drive
 アゲンスト(向かい風) →  Into the wind
 フォロー(追い風)    →  Wind behind
 オッケー         →   Pick it up
 ピンハイ         →   Hole high
 パーオン         →   Green in regulation
 バーディトライ      →  Birdie attempt
 (パットが)ショート   →   Tentative
 ストップ!(止まれ!)  →   Bite!(噛め!)

 最後のステイ!は、打球にスピンがかかってグリーン上に止まってくれという趣旨で、日本人でもゴルフをよくする人たちは、ステイ!と言ったりもします。「Bite」はボールがグリーンを噛んでくれという表現であるのが、面白いのですね。外国では、ショットの直後に「Stop!」と叫ぶと、同伴プレイヤーたちが自分に対して言われたものと勘違いして、動きを止めてしまいますから要注意です。
 因みに、ミスショットでいちばん多い「ダフる」は、非常にクオリティが低いという意味のDuffに、るを足しただけの言葉。英語ではHeavyとか、Hit the ground behind the ballなどと言います。
そういえば、プロゴルファー猿クン、コース保護のために、ちゃんとスパイクシューズを履きましょう。それから、衿のないシャツもNGです。プロなんだからマナーを守りましょうね。

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