日本でもテレビなどで大きく報じられているイタリア中部で発生した地震。ローマでも体感しました。こちらでは日本のように各地で震度を計測する仕組みがありませんので、震源に近く被害の多かった市町村で、どの程度の揺れだったのかは解りません。
ローマでは本震の震度が2、その後の余震のうち体感したのは震度1くらいではないかと思います。それでも結構長い時間にわたって揺れが続いたため、前の路上に駐車してある車のアラームが誤作動したり、近所のおばあちゃんたちが外へ出て話したりする声が聞こえました。
幸いなことにローマのアパートには一切の被害はありませんでしたけど、大理石の重たい床を支えているのはレンガ主体の壁。それがゆさゆさと揺れるわけですから、いやでも倒壊の危険が頭をよぎります。
その危険が現実のものとなってしまった現地では、時を追うごとに被害者の人数がどんどん増えていく状況で、胸が痛みます。特に、トマト味のシンプルなソースが美味しいアマトリチャーナ(パスタは、スパゲッティよりもストロー状に真ん中が空洞のブカティーニが合います。)で知られるアマトリーチェの被害が甚大のようで、街が消えたとの表現すら使われています。
未だ瓦礫の下で救出を待つ人も、愛する家族や家を失った人も、懸命に救出や救命活動にあたっている人も、みんな頑張ってください。
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